完璧じゃなくて大丈夫。お母さんも一人の人間と言うことを忘れないで。

【赤ちゃん育児体験談】完璧じゃなくて大丈夫。お母さんも一人の人間と言うことを忘れないで。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
30歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
事務職(育児休暇中)

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
38歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
製造業製造業

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
住んでいたところは1LDKのアパートです。
寝室にベビーベットを置いて、産後はほぼずっと子供と寝室にいました。
家族は夫と私と子供。
周囲の環境はアパートのすぐ隣に田んぼや川があり、あまり騒がしくないところです。
車の通りも激しいこともなく、夜も静かでとても生活しやすかったです。
赤ちゃん時代の子育てには最適でした。
両隣の住人の方は一人暮らしだったこともあり、隣近所との付き合いはほぼなしと言ってもいいくらい無かったです。

【里帰り出産について】
里帰り出産はしていませんが、実母が2ヶ月間程、実家から行き来して手伝いに来てくれていました。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めて産んだ子供
【赤ちゃんの性格】
ほとんどの赤ちゃんに当てはまりそうですが、夜は機嫌が悪くあまり寝なかったです。
生後すぐはもちろん、2ヶ月程経っても寝るのに時間がかかり、特に娘は横だっこが嫌いでした。
すごく嫌な顔をして仰反るのです。
抱っこ紐でも2時間かかり、腰痛に悩まされました。




【寝かしつけの工夫】
初めは抱っこ紐で寝させて、ベビーベッドに置いて一人で寝かせていたのですが、いわゆる「背中スイッチ」が作動し何度も失敗。
なので一緒に大人用のベッドに腕枕をした状態で向き合って寝てみました。
ぐずることもありますが、寝なからおっぱいをあげればこちらの勝利!すると、夜中に起きることなく寝てくれることが多くなりました。
私の場合、産後半年くらいまでその方法で寝かしつけし、その後は寝る前に抱っこしてミルクをあげてから、ベッドに一緒に横になりトントンと背中を優しく叩いて寝かしつけしていました。




【おむつ】
まず、産院でパンパースを使っていたので教え通りに使用していました。
1歳くらいまでパンパースで、サイズアップを機にグーンにしてみましたが、娘の太もも周りが細く漏れてしまったので、次にマミーポコパンツを試すとジャストサイズでしたので、今でもこちらを使用しています。
特にダメと言うものは無かったです。
お子さんの体型によると思います。




【母乳とミルク】
母乳とミルクの割合では、私は最初から母乳が出にくかったので1:9くらいで、生後3ヶ月で完全ミルクになりました。
母乳が出ないのも、痛みもあり、育児ストレスになるくらいなら諦めてしまおう、ミルクでも同じように育つんだから。
と割り切ってミルクにしました。
搾乳機は生後間もないころ、短時間預ける際に少し使っていました。
ミルクは9ヶ月ごろまで「はいはい」、その後はフォローアップミルク「ぐんぐん」でした。
どちらも嫌がる事なく飲んでくれました。
私の仕事復帰と同時期に卒乳させたかったのですが、そううまくいかず、フォロミは1歳半頃まで寝る前は飲んでいました。
少しづつ飲む量を減らし、2歳前には寝る前のフォロミも無しにして、夜中ぐずったときにはマグに温かいお湯を入れたものを用意して水分を取らせて寝かしていました。




【離乳食】
離乳食は生後半年から始ました。
離乳食教室で習った作り方で作り、多めに作り冷凍ストック。
最初から娘の反応は悪く、むしろ食べなかったので(手作りも既製品も)こちらもストレスに感じ、数週間やめたともありました。
トラウマにさせたくないので無理やりあげないように気をつけていました。
外食時は既製品を用意したり、フルーツや赤ちゃんから食べられるヨーグルトを持参していました。




【大変だったこと】
・夫を協力的にさせる事・子供と二人きりで出かけて買い物・寝かしつけ

【具体的に言うと・・・】
出産してすぐの数ヶ月は、夫が仕事で一番忙しい時期で夜の寝かしつけや家事を頼りたいと思いつつも頼れない日が続き、実母も仕事の合間を抜けて手伝いに来てくれましたが、「申し訳ない」と思い自分でできることはやるからと若干無理をしていたところもあったので、自分以外に気を使う事にすごくストレスを感じていました。
子供を育てると言う初めてのことだらけの環境で、「私が母親なんだから」「私がしっかりやらなきゃ」と言う考えは捨てるべきだったと思います。
ズリバイやハイハイが出来てきた時期は、動きも想定外なので壁や物にぶつかったりしないかとヒヤヒヤしていました。
急に上半身起き上がったと思ったら後ろに倒れ、思い切り後頭部を床に打ち付け号泣したこともあります。




【当時の心境】
初めてのことばかりで常にパニックでした。
悩んだし、辛いし。
それ以上の幸せはあります。
夫もすぐに協力的に育児に参加してくれましたし、やはり夫と子供とみんなでごはんを食べたり、散歩したり、笑い合えたりする時間が必要。
「家族みんな」で平凡な生活をすることが望みでした。




【夫の手助けと関わり】
夫は仕事で忙しいながらも育児に参加し楽しんでいる様子でした。
「お風呂入れたい」と積極的にお風呂に入れてくれたり、あとは、笑わせたい一心で変顔をしたり、高いたかいをして子供を楽しませようと頑張っていました。




【工夫と便利グッズ】
音のなるおもちゃは最強アイテムで、スマホ型のボタンがたくさんついてるおもちゃ、いろんな歌を歌ってくれる絵本型のおもちゃは幼児になった今でも使っています。
赤ちゃん育児で工夫したことは、どうしても寝不足になってしまうので、子供が寝てるときは一緒に寝ること。
私は家にずっといるよりある程度子供と距離をおいた「自分が自分でいられる場所」も欲しかったので、仕事をしながら保育園に預けました。




【強烈な思い出】
夫の実家に行った時に、初めて実家で飼っているペットのゴールデンレトリーバーと対面した時に、人間以外の初めて会う生き物に、驚愕している姿は今でも忘れられません。
ペットの方も小さな赤ちゃんを近くで見るのも初めてだったらしく、警戒しながらもクンクンと匂いを嗅ぎながら近づいてくるので、娘もびっくりしてもちろん号泣です。
構わず興味津々だったので、お互いに刺激的な瞬間だったと思います。
同じ場所にいた私も夫家族もそれには笑うことしかできなかったです。
今では娘のほうからペットに思いっきり抱きついたり、ボール投げして遊んだりして大好きな友たちのようです。
初対面でトラウマになり犬が嫌いにならなくて本当に良かったです。




【後悔してること】
夫や周りの人に素直に頼れなかったこと。
変な責任感で「助けて」を言えず、いっぱいいっぱいになったことがありました。




【嬉しかったこと】
街中に行くと、赤ちゃん連れと言うだけで朗らかな表情を向けてくれる人が増えたことに嬉しく思います。
「可愛いねえ」と言われると、娘も手をふって楽しそうにしたりしているので私も嬉しいです。
「ママ」「パパ」がいえる頃になると、指をさして名前を読んでくれるのでそれが可愛く思います。




【現在】
3年が経ち、もうすぐ4歳の娘は妹のお世話をするのが大好きです。
下の子の育児は、上の子の時の育児を教訓にいい意味で適当にやっています。
年子なので、下の子が生まれた時は赤ちゃんが二人いるような感覚で、両方抱っこしなければいけない場面なども多く体力的に苦労しましたが、子供同士で喧嘩もしますが成長するにつれ二人で遊んでくれる時もあり、家事をしたい時など助かっています。
本人たちも歳の近い遊び相手がいて楽しそうです。
夫は仕事をセーブし、二人目出産後は育休もとってくれ、更に育児に参加してくれ感謝しています。



【当時の自分へのアドバイス】
産んですぐは絶対に家事しちゃダメ。
体壊すよ。
家族のご飯なんてどうでもいい。
子供を生かすことだけ考えて。
赤ちゃんは寝ないから、奇跡的に寝た時は寝てる間に何かしないで一緒に寝ようね。
それから、無理な時は必ず来るから、誰かに頼ることも大事です。
「申し訳ない」なんて思わないで。
可愛い子供、孫のためなら、なんだってしてくれるよ。