赤ちゃんの先天性の病気とそれを乗り越えた先の育児と仕事のちょうどよい幸せな暮らし

【赤ちゃん育児体験談】赤ちゃんの先天性の病気とそれを乗り越えた先の育児と仕事のちょうどよい幸せな暮らし

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
33歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
介護職(育児休暇中)

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
38歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
夫、私、第1子、第2子(エピソードの赤ちゃん)の4人で社宅に住んでいました。
隣に第1子と同じ年の子がいて、家族ぐるみの付き合いでした。
社宅内に他にも同じくらいの子供のある家庭があり、仲良く付き合っていました。

【里帰り出産について】
お兄ちゃんの時は里帰り出産でしたが、第2子ということで里帰りしませんでした。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
4歳のお兄ちゃんがいた
【赤ちゃんの性格】
生まれた当初はとても大人しく、静かな赤ちゃんでした。
母乳の飲みも悪く、飲んでも良く吐き戻していました。




【寝かしつけの工夫】
月齢の低い時は抱っこをしてゆらゆら揺れながら子守り歌を歌って寝かしつけていました。
こどもも良く寝付きました。
こどもが寝るとき、掛けていた毛布の端をよく口にくわえていました。
月齢が進むと、寝かしつけせずとも、眠くなると自分で毛布を口にくわえて寝るようになりました。




【おむつ】
ムーニーのオムツをよく利用していました。
ギャザーが足の動きに合わせて柔らかくフィットして、漏れにくかったのでお勧めです。




【母乳とミルク】
はじめは母乳のみでしたが、飲みが悪く、また6か月の時に子供が入院もしたので、母乳が出なくなり、途中からミルクのみになりました。
ミルクは、キューブになっている「ほほえみらくらくキューブ」を利用していました。
キューブですがさっとお湯に溶けるし、夜間の眠たい時でも簡単に作ることができたのでお勧めです。
フォローアップミルクも「ステップらくらくキューブ」というキューブタイプを利用しました。
卒乳は、段々とフォローアップミルクを牛乳に切り替えて、哺乳瓶でなくコップ飲みしてもらって終了しました。
第2子で、入院もあり途中からミルク育児だったので、卒乳は割合楽でした。




【離乳食】
5〜6か月頃から始めました。
離乳食の本を参考にしました。
手作りを基本として、冷凍のストックも作りました。
疲れた時は無理せずに、既製品の力も借りました。
外食時は、既製品の離乳食を持参したり、余裕があれば手作りして持参しました。
既製品もおいしく、栄養のバランスも取れているので、安心して利用しました。
子供は割合好き嫌いなく何でも食べてくれました。
つかみ食べするようになってからは、小さいお結びや、ホットケーキを小さく切ったものや、野菜スティックなどを作って食べさせました。
つかむのが楽しいようで、とてもよく食べていました。




【大変だったこと】
先天的な病気をもって生まれたこと。
夜間のオムツ交換や授乳。
仕事との両立。

【具体的に言うと・・・】
出産した病院で産後3日位したころ、赤ちゃんの心臓に先天的な病気があると告げられました。
見た目には全く病気があるようには見えず、産後間もないこともありとてもショックでした。
それからは、退院後も毎週検査、検査で、産後の疲れもあり、夜間の授乳やオムツ交換など、ただでさえ大変な時期に、精神的にもとても疲れて、毎日泣いていました。
生後6か月の時に手術を受けましたが、産後〜6か月の手術が終わるまでの時期がとにかく一番精神的に大変でした。
心臓に病気がある関係で、赤ちゃんもおとなしく、授乳していてもすぐにはぁはぁと息切れして、疲れて母乳を飲むのをやめてしまうので、心配で仕方ありませんでした。
かわってあげれるものなら代わりたいとの気持ちでした。




【当時の心境】
とても悩んでいました。
健康に埋めずに申し訳ないとも思いましたし、自分が代われるものなら代わりたいという気持ちでした。




【夫の手助けと関わり】
夫もよく手助けしてくれました。
手術したあとは母乳がとまってしまったので完全にミルクになってしまったのですが、おかげで夜間のミルクなども協力してくれて助かりました。
生後7か月の時に私が仕事に復帰してからは、保育園の送迎などもよくやってくれました。




【工夫と便利グッズ】
とにかく病気のことは心配でしたが、赤ちゃんの育児で工夫したことは、のんびり育てることです。
第2子だったので、第1子の時よりは肩の力が抜けて、このこはこのこのペースで成長してくれたらいいという気持ちで育児をしました。
役に立ったグッズはおしりふきウォーマーです。
秋生まれで夜間のオムツ交換はおしりが冷えてしまうので、おしりふきを温めて保温できるグッズがとても役に立ちました。




【強烈な思い出】
先天的な心臓の病気があって生まれたので、おとなしい子で、少し母乳を飲むとはぁはぁと息が上がって、疲れてくにゃんと眠ってしまう子でした。
第1子が男の子でとても元気のいい子だったので、第2子はおとなしく、「やっぱり女の子はおとなしいなぁ」と思っていました。
生後6か月の時に心臓の手術をしてから、うそのように勢いよくグビグビとミルクを飲み干し、性格的にもとてもやんちゃでおてんばになりました。
なので、女の子だからおとなしかったのではなくて、病気のためにおとなしかったのだと手術をしてから分かりました。
おてんばで元気が良すぎるくらいの方が、病気があって沈んで過ごすよりいいと考えています。
私が子供の病気を知ってから、同じ病名の子のブログをみつけました。
その子はもうとても大きく成長をしていて、手術をしてから何年も経っていました。
その子がスキーを元気に楽しむ記事がポストされていたのを見て、当時絶望の淵にいた私はとても救われました。
病気があっても、手術が無事に終了したら、こんなに明るく元気にすごすことができるのだと希望を持ちました。




【後悔してること】
できれば育児休暇を1年間とりたかったなと思っています。
保育園に預けるのに0歳の4月入園の方が入りやすかったので、生後7か月で仕事復帰しました。
子供とゆっくりと関われる時間をもう少し欲しかったです。




【嬉しかったこと】
たまらなく可愛いと感じるところは寝顔や笑った顔です。
可愛い顔をみると育児中の苦労や疲れが飛んで癒されます。
うれしかったことは「ママ、いつもお仕事みんなのために頑張ってくれてありがとう!」と子供に言われた時です。




【現在】
5年経って、その子は今5歳です。
弟や妹はいません。
今は育児と仕事の両立に苦労しています。
生後7か月で保育園に預けたので寂しい思いを沢山させましたが、その分仕事を継続できたので、現在は私は管理職になりました。
できればこのまま仕事を継続して続けていきたいと考えています。
こどもは保育園に通っていますので、平日に私が休みの時は、保育園を休んで一緒に過ごし、少しでも親子の時間を持つように心がけています。
夫も育児によく協力してくれています。
家族で過ごす時間が一番楽しいです。
そう思えるのも仕事をして離れる時間があるからだと思います。
ですので、育児と仕事とちょうどよいバランスを取りながら、両立ぢていければと考えています。



【当時の自分へのアドバイス】
産後、赤ちゃんの病気を告げられたばかりの私へ…。
病気は手術で治るから大丈夫。
今は悲しいかもしれないけれど、その先には幸せなで心穏やかな日々が待っているから、あまり落ち込まずに、悩まずに、とにかく大丈夫だから。
育休を取って、仕事を離れて、赤ちゃんとじっくり過ごせる日々を大切にして、赤ちゃんとゆっくりと過ごせる日々を堪能してください。