完璧主義の性格が敗因に‥頑張りすぎて産後うつになりつつ、初めての育児に奮闘

【赤ちゃん育児体験談】完璧主義の性格が敗因に‥頑張りすぎて産後うつになりつつ、初めての育児に奮闘

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
27歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
34歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
公務員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
田舎の古い賃貸アパートの1階に住んでいた。
旦那と私と子供。
周囲は静かでご近所付き合いはなし。
旦那の実家が近かったので、よく義理の両親が訪問に来ていた。

【里帰り出産について】
約半年程度





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めて産んだ子供
【赤ちゃんの性格】
眉間にシワを寄せるタイプの赤ちゃんで、にこにこ笑う印象がなく、薄毛ちゃんだった。
また、大きめに生まれてきたため、ぷっくぷくのお相撲さんのようだった。




【寝かしつけの工夫】
抱っこしてゆらして寝かしつけたり、隣で寝かせてみたり、母乳でそのまま寝かしつけていた。
なかなか寝ない子で、断乳した11ヶ月頃を機に寝る時間が増えてきた。




【おむつ】
テープ時代から色んな種類を使っていたが、とくに肌荒れを起こすような子でもなかったため、どれを使っても問題なかった。
パンツタイプに入ると値段も上がるため、マミーポコが安くて重宝した。




【母乳とミルク】
初めての子はほぼ完母でした。
母乳が安定する前まではミルクも飲ませていましだか、ほほえみミルクのキューブタイプが重宝しました。
胸のはりが痛すぎて眠れない程母乳が湧き出るタイプだったので、搾乳器を使っていましたが、搾乳しすぎると更に湧き出ることを知らずに、胸がパンパンで熱を持ち、寝転んだ状態から一人では起き上がれないという恐怖の経験を何度もしました。
私の場合はディーマーだったようで、母乳をあげると不快感と落ち込み、吐き気と臭いもだめで苦しかったです。
下の子をすぐ妊娠してしまったので、11が月頃に卒乳。
約1週間かかりました。
フォローアップミルクをたまに飲ませていました。
胸のはりは病院など行かずに保冷剤で冷やしたり、自分で絞ったりしてなんとかなりました。




【離乳食】
5ヶ月頃から離乳食開始して、手作りで10倍がゆを作っていましたが、手間と食べてくれる量が報われないことに悲しくてすぐレトルトに切り替えました。
レトルトを小さな小分けの冷凍できるものにいれて、1週間程度で使い切れなければ捨てていました。
最初から沢山食べてくれるわけもなく、まずそうな顔しながら食べてました。
外出時も必要であればレトルトを活用していました。
汚れるので使い捨ての紙エプロンをコストコで購入して、これが重宝していました。




【大変だったこと】
母乳つらい
子供寝ないし私も眠れない
イライラする

【具体的に言うと・・・】
陣痛が長かっため、腰を痛めてしまい、半年くらい普通に一人では歩けなかった母体。
でも母乳は与えないといけないし、母乳なので誰かに代わってもらうこともできず、睡眠もとれない。
実家で里帰りしても、ゆっくりお風呂にも入れない。
毎日毎日寝不足でたまに母乳もあげたくない!子どもの顔を見たくない!可愛いと思えない!お世話したくない!なんで産んでしまったんだろう、母親失格だ、死んでしまいたいと落ち込んでいた時期が長く、1歳すぎてからも変わりませんでした。
実家の両親に助けを頼んだりもしていましたが、毎日のように辛くて泣いていました。
母乳も101.5時間毎にほしいと泣かれて休む暇も余裕もなかったです。
旦那はバツイチ子持ちだったので、妊娠中から産後にかけても元嫁の子供に会いに行ったりもしていたため、余計に旦那も嫌い。
旦那に似ている自分の子供も嫌いになっていました。




【当時の心境】
とても辛くて、子供なんていらない。
殺してしまいたい、施設に預けたほうがいいと何度も思いました。
子供が可愛いという方が信じられなくて、自分には母性がないんだ、最低だと思っていました。
家を焼いて無理心中しようという考えも浮かんでいました。




【夫の手助けと関わり】
夫は仕事優先であまり手伝いはなく、実家の両親に頼りっきりでした。
里帰り中に実家に旦那が泊まっているときは、赤ちゃんが泣いても起きないし、夜中に起こすと不機嫌。
次の日の朝は眠いから昼間で寝かせてくれと言われて腹がたち、もう来なくていい。
とそれ以来泊まりを禁じました。
少し抱っこしていてと頼んでも重たいとすぐおろしてしまい、おむつ替えもゴシゴシこすって赤くなっていたり、泣かせたりして余計な仕事増やすくらいならしないでくれと思っていました。
妊娠中から子供が生まれても飲み会や趣味にでかけたことは未だに根に持っています。




【工夫と便利グッズ】
入眠用のおしゃぶりがよく活躍していました。
離乳食では使い捨ての紙エプロンをコストコで買ってきて、よく使っていました。
ベビーシッターはお値段的にもコロナ禍的にも難しく、実母にお願いしてました。
おもちゃは西松屋などで評判のいいものを買い与えることが多かったです。
ミルクを作るときに使うお湯を作るために電気ポットを購入して、保温がなかったので魔法瓶のポットも購入しました。




【強烈な思い出】
産後の1ヶ月検診の日、産院で検診が終わって支払い待ちのときに助産師さんが赤ちゃんを私のところに連れてきて、私がお財布など探していた途中だった様子をみて、赤ちゃんここに置いとくねと地べたに置かれたこと。
せめて数歩歩けばベビーベッドがあったのに、わざわざ床に置かれたことが許せず、大事に扱われないことに悲しみが強く、大きめということもあり、可愛いとも言われず笑われていました。
初めて出産した子供だったのに粗末に扱われたことにより私のメンタルが崩れる原因にもなりました。
また、ショッピングモールで買い物をしていたときに、車椅子を押していたご婦人から、私の赤ちゃんをまじまじと見て、可愛いと言うわけでもなく、これからが大変ね。
と1言ボソッと言われ去っていき、初めての育児で不安だらけで日に日に楽になっていくからと実母に励まされていたところにさらに不安を煽られてしまい、泣いてしまいました。




【後悔してること】
イライラしすぎてしまい、暴言を吐いたり、睨んだり、今思えば虐待かもしれないと思う行動言動をしたことがあります。




【嬉しかったこと】
どんなに泣いても暴れても、結局寝顔が一番可愛かったです。
手を上に上げて寝る子で、面白い寝方だなと思っていました。
寝ている途中で見せるふにゃっと笑うときや笑顔を見るとこちらも頬がゆるんでいたのをよく覚えています。




【現在】
現在1歳10ヶ月になった長女。
次女が生まれて赤ちゃん返りをしています。
夫へは仕事に行ってお金を稼いでくれていることを感謝しています。
前に比べて長女ともコミュニケーションがとれるようになってきて、熱性けいれんで入院したこともありましたが、少しずつ可愛いと思える時間が増えてきました。
旦那も次女が生まれてからはわりと協力的に動くことが増えてきて、以前よりは前向きに考えられるようになりました。



【当時の自分へのアドバイス】
初めてだからこだわっていたのかもしれないし、出るから勿体無いという言葉を鵜呑みにしていたのかもしれないけど、母乳にこだわることはないよ。
周りの意見やどう見られるかの心配よりも、あなたの心の余裕が持てる方を優先させてあげてほしいです。
睡眠不足が一番の大敵で、本当に人が変わってしまうくらい恐ろしいものです。