子育てに自信が持てなかった自分に勇気をくれた温かい言葉と夫のサポート

【赤ちゃん育児体験談】子育てに自信が持てなかった自分に勇気をくれた温かい言葉と夫のサポート

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
20歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
主婦主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
23歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
大工

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
夫と子供と3人、一戸建て(中古物件)の賃貸。
茨城県の田舎で回りは田んぼなどが多く静かな環境、近隣は町内会に入会し、会えばあいさつ程度はしていたが深い付き合いはなし。

【里帰り出産について】
里帰りあり、3ヵ月





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子
【赤ちゃんの性格】
夜泣きがひどく、ほとんど寝なかった。
環境の変化に敏感で神経質な子供だと思った。
立っておんぶしている時によく寝た。




【寝かしつけの工夫】
いきなり床に寝かせるとぐずってなかなか寝付かなかったので、おんぶや抱っこの姿勢から徐々に体勢を低くしていって寝込んだタイミングで布団に置いていた。
生後3ヵ月くらいから徐々に眠りが深くなり、添い寝だけで寝ることが多くなってきた。




【おむつ】
先に出産した友人からパンパース以外はダメだと聞いていたのでパンパース以外使ったことがないです。
使ってみて不満がなかったのでパンパースがおすすめです。




【母乳とミルク】
母乳はよく出ていたので完全ミルクで授乳しました。
粉ミルク、搾乳機はどのようなものを購入したか忘れてしまいました。
卒乳は1歳の誕生日からスタートして、乳首に鬼の絵を描いた紙を貼ったりして、おっぱいが無くなってもう出ないと言い聞かせ離れさせました。




【離乳食】
1歳からはじめて、半分は手作り、半分は市販のものに頼りました。
手作りは冷凍する事は無くその都度作りました。
子供はほとんど抵抗なく食べてくれましたが、アレルギーが出ると大変なので最初はスプーンにほんの1さじずつ、慎重に与えました。




【大変だったこと】
・昼夜問わず寝ない
・鳴き声がうるさくてイライラする
・旦那が仕事で手いっぱいで基本ワンオペ

【具体的に言うと・・・】
里帰りを終えて夫婦と赤ちゃんだけの生活になってから特にしんどかったことを覚えています。
うちの子はなかなか寝てくれなくて私はいつも寝不足でした、夜泣きも結構ひどい方だったと思います。
鳴き声が耳から離れず、泣いてないときにも幻聴で鳴き声が聞こえて飛び起きたりしていました。
寝不足からメンタルも安定せず夫に八つ当たりもしていたと思います。
当時夫は大工になりたてで、自分の仕事を覚えるのに精いっぱいの状況でした、早朝6時過ぎには家をでて、夕方汚れた作業着でクタクタになって帰ってきました。
その姿を見ると、家事や育児を手伝って欲しいと伝えることがなかなかできず、いつも一人で泣きながらこなしていた時もありました。




【当時の心境】
忙しい夫になかなか協力して欲しいと言えなかったので、不満やストレスを自分の中にため込んでしまい常にイライラしていた。
愚痴や世間話を聞いてくれる人が他にいたら少しは楽になるのにと思っていた。




【夫の手助けと関わり】
夫は忙しい合間を縫ってお風呂に入れてくれたり、寝かしつけしてくれたりサポートしてくれたが、あくまでも子育ての担当は母親、自分は出来る時に少し手伝う、というスタンスだったので、私からすると夫と一緒に育てている、という感覚はあまりなかった。




【工夫と便利グッズ】
赤ちゃんにすべてのエネルギーを持っていかれるので、家事で楽できる手段があれば全て取り入れた。
お掃除ロボット自動調理器、全自動洗濯乾燥機を購入して家事を極限まで減らした。
食材や日用品の購入はネットスーパーで済ませ、玄関まで届けてもらった。
疲れた日には自炊をせず、夫に冷凍食品やお弁当を買ってきてもらった。




【強烈な思い出】
夜中に何をしても寝なくて途方に暮れたことがあった。
おむつもきれいだし、ミルクもたりているのに赤ちゃんはずっと泣いていて、私は何をどうすればいいのかわからず、こんなにお世話しているのに泣き止まないなんてどうかしてる、何か大きな病気なのかも、そうに違いない、と悪い妄想に浸食されていました。
赤ちゃんの鳴き声の中に吸い込まれて、世界中に自分と赤ちゃんだけになってしまったような、孤独感や焦燥感で一杯の気持ちの中で涙が止まりませんでした。
早朝から仕事の為、別室で泣ていた夫が様子を見にやってくると、すぐに赤ちゃんを抱き身支度をして、散歩に連れ出してくれました。
赤ちゃんが泣き止むまで歩き続け、2時間近く田んぼ道の真ん中であやし続けてくれました。
その間に私も冷静になり、気持ちを切り替えてお世話できました。




【後悔してること】
大変さばかりが前に出てしまい、赤ちゃんをかわいいと思う余裕が全くなかったこと。
いつも不安でイライラしていて、夫とも喧嘩ばかりしていました。




【嬉しかったこと】
赤ちゃんを連れて外出した時に、沢山の方に声をかけて頂いたことが嬉しかった。
かわいいですね、お母さんが一生懸命育てているのがわかりますね、お母さんお疲れ様、など暖かい言葉をかけてもらい、そうだ、自分の子育ては間違ってない、大丈夫なんだ!と自信が持てたし、赤ちゃんの事を一層かわいく思えました。




【現在】
赤ちゃんだった息子は中学校3年生になり、間もなく高校受験を控えています。
小学校高学年当たりから反抗期が始まり、私のいう事を聞かなくなってきました。
自分の考えをしっかり主張することは大事なことですが、まだまだ子供で自分に甘く、楽な方に流されてしまいます。
受験勉強にもいまひとつ身が入らず、志望校のランクも一つ落とすことになりました。
自分は生真面目で負けず嫌いな性格なので、中途半端に頑張り切れないのんびり屋の彼に対してイライラを募らせることが多々あります。



【当時の自分へのアドバイス】
1人目の出産で何もかも手探りの中で始まった育児、毎日同じことの繰り返しで終わりが見えなくて不安で仕方なかった自分へ、今の自分がアドバイスするなら3つ、1つめは心配してもなるようにしかならない(ある事ない事不安がっていたら気が持たない)、2つ目は夫にもっと手伝って欲しいと伝えるべき(言えば何でもやってくれるから遠慮しなくて大丈夫)、最後3つめは誰よりも子育てを楽しんで欲しい(かわいい瞬間はあっという間に終わってしまう)、です。