ゴーイングマイウェイな赤ちゃんと寝不足ママの育児奮闘記

【赤ちゃん育児体験談】ゴーイングマイウェイな赤ちゃんと寝不足ママの育児奮闘記

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
28歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
病院事務

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
27歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
パソコンインストラクター

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
夫の実家は義父母がいる一戸建てでした。
自宅は4階建てのマンションで、エレベーターがない上に、周囲の音が聞こえやすかったのでこどもの泣き声が周囲に迷惑をかけていないか気を使いました。

【里帰り出産について】
自分の実家には里帰りしませんでしたが、夫の実家に3か月ほど里帰りしました。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めての子供
【赤ちゃんの性格】
なかなか寝ない子供で、一時間おきに泣いたり、寝たと思って布団におろすとすぐに目を覚まして泣いたり、抱っこしていても立ったままでいないと泣いてしまうタイプでした。
いわゆる「背中スイッチ、高さスイッチ」のある子どもでした。




【寝かしつけの工夫】
生まれて1か月くらいはなかなか布団で寝てくれず、抱っこしたままクッションにもたれて寝たり、昼間も胡坐を組んだ膝に乗せたままにしたりしていました。
4か月くらいになった頃から腕まくらでも寝てくれるようになりましたが、寝かしつけに時間がかかり、抱っこして子守歌を歌いながら30分から1時間ほどスクワットをしたりしました。
その後は1歳半で離乳完了するまで添い乳して寝かせていました。




【おむつ】
おむつはパンパースを8か月頃まで使っていました。
少しサイズが小さめだったので、9か月頃からは大きめのマミーポコに変えました。
オムツのサイズが大きくなると1袋あたりの枚数も減るので、ある程度子供が成長したら安くていっぱい入っているオムツに変えてもいいと思います。




【母乳とミルク】
母乳とミルクの併用でした。
家では「すこやか」の大きな缶を使って、外出先では「ほほえみ」のキューブが便利だったので使っていました。
保育園には「すこやか」の小さめの缶を買って持って行っていました。
災害に備えて液体のミルクも試してみましたが、味が気に入らないのか飲んでくれませんでした。
便利なので飲んでくれるタイプの赤ちゃんだったら常備してもいいかもしれません。
搾乳機はつかいませんでした。
1歳半を過ぎた頃に卒乳させました。
なかなか飲むのを止めてくれなかったので、指しゃぶり防止のクリームを乳首に塗りました。
2日ほどで完全に飲まなくなりました。
それまで毎日授乳していたので、胸がガチガチに張って痛かったのを覚えています。
何でもよく食べてくれるので、フォローアップミルクは使っていません。




【離乳食】
離乳食は5か月ごろから始めました。
最初の頃は全て手作りしていましたが、仕事に復帰したころから難しくなってきたので、適度に既製品に頼っていました。
おかゆや野菜は大人用のご飯を炊くときに炊飯器で一緒にたくさん炊いて、すりつぶして冷凍していました。
最初は離乳食キットのすりこ木などを使っていましたが、時間がかかりすぎるのでミキサーを購入しました。
ミキサーもブレンダーも持っていないなら、購入した方が絶対に楽になります。
うちの子供はだいたいのお野菜は美味しそうに食べてくれましたが、きゅうりだけはどんな調理法でも食べてくれませんでした。
アレルギーがないか心配だったので、新しい食材は1日1つ、病院の空いている午前中にということを心がけていました。
外食になる場合は、既製品の離乳食のパックとスプーンを持参していました。




【大変だったこと】
・なかなか寝てくれないこと
・泣いている理由が分からないこと
・すぐに体調を崩すこと
・抱っこしたままなので、食事は片手で食べられる物しか摂れなかったこと

【具体的に言うと・・・】
子供が2か月頃までは夫の実家にいたので、食事の準備や、寝不足でフラフラしているときは誰かが助けてくれました。
自宅に戻ってきてからは夫は日中仕事で夜も遅かったので、一人で家事と子供の世話をするのがとても大変でした。
3か月頃は抱っこしていないと泣くので、何もできないことが多くてそれが精神的につらかったです。
6か月を過ぎた頃から仕事に復帰しましたが、保育園ですぐに病気をもらってきてました。
近くに頼れる人がいなかったのでほぼ全て私が休んで対応しなくてはならず、職場に迷惑をかけていると思うと申し訳なかったと思います。
2歳までに2回入院しましたが、その時も24時間付き添いで、子供のベッドに一緒に寝るかソファで寝ていました。
夫に着替えが食事をもってきてもらって、お風呂はシャワー室を借りて2週間近く泊まることもありました。
子供のことも心配でしたが、誰かに助けてほしいと思いました。




【当時の心境】
泣き止まない子供に、仕事のストレスが重なった夫が「うるさい」と怒鳴ることもあったので、泣かせないようにと気を張ってて、かなりしんどかったです。
一人でゆっくり出かけて、喫茶店や本屋に行きたいと思っていました。




【夫の手助けと関わり】
子供が生まれたばかりの頃は、夫の職場で配属先が変わったばかりで余裕がなく、あまり協力はしてもらえませんでした。
仕事の後に同僚と話し込んでなかなか帰ってこなくて喧嘩になったこともあります。
5か月を過ぎて寝返りしたり、1歳近くなって歩き出したり喃語が出始めたころからはよく子供をかまってくれるようになりました。
8か月頃から現在に至るまで、早く帰ってきたときは子供をお風呂に入れてくれます。
最近は車の図鑑や絵本を一緒に読んでくれます。
言葉が出たり意思表示をしっかりするようにならないと、子供をみるのは難しいようです。




【工夫と便利グッズ】
離乳食づくりでは、時短のために新しくミキサーを購入しました。
哺乳瓶の消毒は液体ではなく、電子レンジで消毒するタイプを使い、楽をできるところは楽をするようにしていました。
授乳クッションは出産準備の時には買いませんでしたが、産院で使って便利だったので購入しました。
うちは近距離に夫の実家があったので利用しませんでしたが、そうでなければファミリーサポートやベビーシッターに頼っていたと思います。
うちにはペットの猫がいるので、子供がひっかかれたり踏まれたりしないように、ベビー用の蚊帳を購入しました。
お昼寝をしてくれてるときは上にかぶせて他の部屋で家事をしたりすることができたので買ってよかったです。




【強烈な思い出】
初めて単語で「まま」と言えたことです。
「はーい」と返事をしてあげると嬉しかったのかニコニコ笑って何度も「まま、まま」と繰り返して呼んでくれるようになりました。
その後夫は「ぱぱ」と教えていましたが、なかなか言えずしばらく「まま」と呼ばれていました。
だんだんと話せる言葉が増え、今では「まま」「ぱぱ」「ばぁば」「じぃじ」と言えますが昔は大人はみんな「まま」でした。
泣いてばかりの頃は、子供に話しかけるのもつらかったけれど、話しかけ続けていればいつかその結果が出るんだとわかりました。
一番最初に呼んでもらえたのがとても嬉しくて、大変なこともいっぱいあったけれど、ずっと育ててきて本当に良かったと思えた瞬間でした。




【後悔してること】
子供が咳をしていたけれど、元気に走り回っていたので様子見をしていたら悪化して喘息になり、吸入が必要になったことです。
夫は気にしなくていいと言ってくれましたが、もっと早めに病院に連れて行けばよかったと思っています。




【嬉しかったこと】
初めてつかまり立ちをしたこと、その後すぐに伝い歩きができるようになったことが嬉しかったです。
お散歩をしている時に、大人の真似をしてすれ違う人に「こんにちは〜!」と元気よく挨拶をしている姿はとても可愛いです。




【現在】
今子供は3歳になりました。
2歳の頃に発達障害と診断されて、この春から療育とこども園に通うことになりました。
イヤイヤ期と、言葉の遅れでひどい癇癪をおこされて、もう子育てをやめたいと思うこともあります。
でも1つでも新しいことができるようになると、得意げにこちらを見てくる子供は可愛いと思えます。
夫も以前よりもずっと家事や育児に協力してくれるようになりました。
動き回るようになった子供を見ながらの家事は難しいので、本当にありがたいです。



【当時の自分へのアドバイス】
家事はしなくても死なないので、夜中に料理したり掃除したりせずに、とにかく睡眠をとりましょう。
どうしても無理なら遠慮なく夫を頼りましょう。
抱え込んでも自分が追い詰められてしんどくなるだけなので、手を抜けるところは抜いたほうがいいです。
仕事を始めて忙しくても、子供の様子はよく見ておきましょう。
軽い風邪かなと思っていても、喘息だったりするので早めに病院に連れていきましょう。