初めての赤ちゃん…可愛い、大変、癒される、つらい…全ての感情が自分を母にさせてくれた

【赤ちゃん育児体験談】初めての赤ちゃん…可愛い、大変、癒される、つらい…全ての感情が自分を母にさせてくれた

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
27歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員(育児休暇中)

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
27歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
住み始めて2年目のマンションで、夫と私と子供の3人暮らし。
ご近所付き合いはほぼなし。

【里帰り出産について】
里帰りしていない





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めて産んだ子供
【赤ちゃんの性格】
よく飲みよく食べるぷくぷく赤ちゃん。
わりと1人遊びが出来る方で、よくある、ずっと抱っこじゃないと泣かれる、というようなことはあまりなかった。




【寝かしつけの工夫】
生後半年頃から指しゃぶりを覚え、眠くなると必ず親指をしゃぶりを始めていたので、指を咥えさせたまま抱っこでゆらゆらしたり、そのまま寝かせたり、とにかく落ち着かせた。




【おむつ】
ムーニーをよく利用していたと思う。
サイズアップとともにその都度色々と試してみたけれど、やっぱりムーニーに落ち着いていた。




【母乳とミルク】
離乳食にも慣れ授乳回数が1日1?2回になっていた生後10ヶ月頃、寝る前の授乳もせずに子供が寝入った時があり、たまたまその日が3連休前夜だったことから、突然思い立ってそのまま断乳した。
 




【離乳食】
生後6ヶ月から始めた。
まずは10倍粥から、そこから徐々に野菜などを試し、それぞれ1回分ごと製氷皿に入れて冷凍して、使う時はレンジで温めて食べさせた。
外食時はうどんを注文して細かくして食べさせたり、市販のベビーフードを持参していた。




【大変だったこと】
・ほぼワンオペ育児だったこと
・何をしても泣き止まない時
・移動手段がほぼ抱っこ紐での電車移動だったこと 

【具体的に言うと・・・】
実家が遠方な上、まだ母親が勤めに出ていたこともあり、里帰りせずに産んで、退院後からほぼワンオペ育児だった。
何せ初めての育児だったので何も分からず、とにかく必死だった。
ああしなければ、こうしなければ、という固定概念にとらわれていたと思う。
今ほどSNSなども盛んではなかったので、育児のアイデアや楽しみ方、愚痴などの共有もできず。
外出時も、電車内で泣き出さないか、他の人から怒られたりしないか、とても周りの目が気になった。
離乳食が3回食になった頃は、離乳食と授乳で1日が終わってしまう感じで、自分は何も出来ていないと落ち込んだ。
何をしても不機嫌に泣き続ける日は、赤ちゃん相手についイライラしたり、自己嫌悪に陥ったり、睡眠不足も相まって精神的に追い詰められた。




【当時の心境】
幸いにも赤ちゃんの成長具合も良好で、母乳も離乳食もよく飲み食べしてくれたので、とても助かった。
大変なことも辛いこともあったけれど、にこにこ笑ってくれたり寝返りが出来たり、目に見える成長が微笑ましくとても幸せな気持ちにさせてくれた。




【夫の手助けと関わり】
夫は基本的に仕事が忙しく、あまり頼れなかった。
当時の夫は家のことが何も出来ず、本人もやれないことを言い訳にあまり積極的に挑戦しようとはしなかった。
家事は出来なくても育児には何とか関わろうとしてくれて、子供にもメロメロでとても可愛がってくれた。




【工夫と便利グッズ】
自分が食べられる時にご飯を食べておくこと。
離乳食が始まってからは、後でゆっくり食べようなんて考えていると大体食べ損ねていたので、もう子供と同時に、味わうことなど考えずとりあえず口に運んでいた。
お粥はひとつひとつ鍋で作るのではなく、炊飯器でまとめて作る、または耐熱容器を炊飯器中央に入れて、普通のお米と一緒に炊いてしまうと楽。
100円均一で売っている麺切りカッターは本当に便利。
すぐに細かくすることが出来る。




【強烈な思い出】
生後4ヶ月頃、ひな祭りで義両親を家にお招きしてお祝いしていたが、朝から子供の機嫌がどうも悪かった。
授乳してもダメ、オムツをかえてもダメで、ずっと抱っこ状態だった。
見かねた義母が、私に任せてと言い抱っこを代わって縦抱きでゆらゆらとし始めた途端、子供が嘔吐。
せっかくの義母の綺麗目ワンピースは、肩から背中にかけて嘔吐物でしっかり汚れてしまった。
義父は明らかに衝撃を隠せず、とりあえず義母のワンピースを必死でふきふき。
義母は、大丈夫よ?と私に気を遣わせないような素振りで、内心申し訳ないやら子供の体調が心配やら。
結局その後子供は熱を出し、数日後突発性発疹と診断されたのだった。




【後悔してること】
生後3ヶ月頃、少しならいいかと思いソファに寝かせてお風呂の準備をしていたら、激しい泣き声が。
急いで戻ると、ソファで寝ていたはずの子供が床に落ちていた。
ソファに置いたことを心底後悔した。




【嬉しかったこと】
初めて寝返りが出来た時、もう少しのところでなかなか回れなくて泣いていたのに、コロンと回れて突然視界が変わった瞬間の驚いた顔が今でも忘れられない。
とても感動した。
あとは、何事もママじゃないとダメな時期があり、大変ではあったけれど、認めてもらえているようで嬉しかった。




【現在】
今は10歳になり、ギャングエイジ真っ只中、お年頃で対応が本当に難しい。
3歳差の弟もでき、姉弟とても仲良しな姿はとても微笑ましい。
夫も見違えるほど色々家事育児を一緒にやってくれるようになり、とても感謝している。
成長とともに遊び方や関わり方が変わってきたけれど、これからも家族みんなで本音で話し合って、協力し合って乗り越えていきたいと思う。



【当時の自分へのアドバイス】
もっと余裕を持って、そんなに気張らずに、育児を楽しんでと言いたい。
泣いていても少しならそのままで大丈夫かだし、十分あなたは頑張っているよと。
会社への復帰でかなり悩むけれど、周りに怯えずに、自分の意思を大事にしていいんだよと伝えたい。
あとは、ひとりで抱え込まずもっと周りに頼って、甘えられる時はどんどん甘えていいんだよと伝えたい。