高齢出産、産後うつに悩みながら、周りのサポートも受けてなんとか子供も大きくなったのでそれなりに幸せな日々

【赤ちゃん育児体験談】高齢出産、産後うつに悩みながら、周りのサポートも受けてなんとか子供も大きくなったのでそれなりに幸せな日々

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
33歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
41歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
集合住宅(マンション)に住んでいて、家族構成は夫、私(妻)、娘の3人家族、周囲は都市部の住宅地、隣近所との付き合いは挨拶程度

【里帰り出産について】
里帰り出産はしていない





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めて産んだ子供
【赤ちゃんの性格】
赤ちゃん(娘)の性格は、眠る時はしっかり眠るものの、起きる時間もそこそこあったりでよく泣いていました。
極端に特徴的なものはなかったのですが、他の赤ちゃんよりはおとなしい赤ちゃんだったかなと思います。




【寝かしつけの工夫】
寝かしつけの工夫は、授乳の時間ならとりあえずお腹いっぱいに母乳を飲ませたり(授乳時間を十分にする)、寝かしつける以前に外での外気浴を積極的にして晴れた日は特にお日様に当てる(雨の日や、夏の日差しの強すぎる時は避けて)という生活を心がけていました。
あと、寝る前の明かりをだんだん暗くしたり、それでも寝ない時は一緒に寝て(寝転んだり寝たふりをしたり)いました。
寝つきの悪い時は苦労しましたが、大体は寝てくれていたと思います。
月齢が上がるにつれ1日の寝る時間も少なくなっていくので、できるだけ夜に寝せるようにお昼寝を短めにして昼間しっかり遊ばせたり起こしたりするようにはしていました。




【おむつ】
おむつは産院で最初にもらったパンパースを使っていたのですが、家では布おむつ中心で、外出時にはいろいろなメーカーの紙おむつを時期によって試して使っていました。
布おむつは買い物程度の短時間の外出ならいいのですが、長い時間の外出には不便も多い(おしっこの吸収量やうんちの漏れなどで)ので、紙おむつは便利だなと思いました。
ただ、日常で紙おむつを使い続けるとごみの量(捨てるオムツ)は物凄い量になるので、布おむつは洗濯が大変ですが私には良かったかなと思う程度です。
紙おむつはどこのメーカーも極端に悪くはなかったですが、メーカーによって微妙に形やサイズも違うので、その子にあった紙おむつを探すといいのかなと思います。
サイドギャザーがしっかりしているものでも漏れるときは漏れたりするのでどのメーカーがいいとは一概に言えませんが、大手メーカーのものの方がしっかりとしている気がしました。




【母乳とミルク】
最初は母乳の出が良くないと産院に言われたのでミルクと母乳の混合だったのですが、だんだん母乳が出るようになってきたので次第に母乳のみにしていきました。
ミルクを使っていた時期は明治のもの(ほほえみ)などを使っていた様に思いますが、母乳に切り替えてからはほぼ使わなくなったのでその銘柄しか試していないと思います。
特にアレルギーのない子だったし特にミルクを飲めないとか飲まないとかそういったことはなかったです。
そして搾乳機は使わず、いつも直接母乳をあげていました。
卒乳は歯が生え始め離乳食を食べ始めた1歳過ぎぐらいだったと思います。
泣いて泣いて欲しがるのでなかなか苦労しましたが、乳腺炎も起こさずなんとかできてよかったと思います。
フォローアップミルクは飲ませず、徐々に母乳の回数を減らしていって離乳食を増やしていました。




【離乳食】
離乳食を始めたのは5ヶ月ぐらいで、最初はおもゆをひとさじとかそんな感じで、月齢とともに増やしていきました。
ほとんど家庭で手作りで、まとめて作って小分けにして冷凍したりもしましたし、月齢が進むにつれ大人の食事の味を薄くしたり柔らかくしたものを食べさせていました。
注意していたことは、子供の食べやすさと食べっぷりと、飲み込みが困難でないかどうかでした。
喉に詰まっても大変なので、そこそこの柔らかさやとろみのものにしたり、外食はほとんどしない様にしていましたが、赤ちゃんの食事に対応できる場所(持ち込みOKなところ)ならということで持参して食べさせていたと思います。




【大変だったこと】
寝かしつけ、赤ちゃんの安全確保(危ないところに行かないようにする、小さなものを飲み込まないように片付けるなど)、深夜の授乳やおむつ替え、母乳育児での貧血予防、夫が赤ちゃんに対しての知識が全くないのでその知識を教える(赤ちゃんの扱い方を教える)、夫への母体(産褥期や母乳を与えている時期)に対する理解を伝える

【具体的に言うと・・・】
とにかく始めて尽くしで、知識もなく赤ちゃんを育てていけるのかどうか不安もあったので、産後うつのような状態の時もありました。
実家が近いので母のサポートもありましたが、家事も育児もとなると特に子供が小さいうち(2?3ヶ月ごろ)は大変でした。
数時間おきの授乳やおむつ替えをしている上、家事もしながら、自分の睡眠時間も確保となるとそれだけで手一杯で、夫に一日家にいるのになんでできないんだと言われないようにはしていたものの、1日過ごすとぐったりでした。
夫は家のことだからということで、私に任せきりにしていた(してくれていた)のはいいのですが、産褥期の時に私に無理強いしたりするのでそれに対しての理解をしてもらうのにうまく行かなかったりして大変な時もありました。




【当時の心境】
育児については必死だったし、赤ちゃんをなんとか育てようという気持ちと、体も心も疲れて休みたい気持ちとで揺れてました。
辛かったですが、赤ちゃんが笑ったり、スッと寝てくれたり、些細なことが励みになったりで、子供が成長してきて余裕が出てきた時にやっと少し楽しくなりました。




【夫の手助けと関わり】
夫は大雑把な性格でおむつ替えや細かいことを任せると子供の生命に関わる(衛生観念が低いため)ので、お風呂に入れたりすることと遊んでもらうことを主に担当してもらいました。
外に行く時も、子供を抱っこ紐で抱っこしたがったり、ベビーカーをやたら押したがって、私と子供の取り合いみたいになることもあってちょっと変な感じでしたが、少し助けてもらってるんだと思い直して任せていました。
(イクメン気分に浸りたかったのかもと思います)




【工夫と便利グッズ】
離乳食の時にシリコンスプーンは役に立ちました。
とろみがあったりするものをお皿などから残さずにすくったりできるのと柔らかいので、赤ちゃんへのあたりがソフトでいいと思いました。
あと、シリコンゴムで出来たスタイ(よだれかけ)も食事の時に食べこぼしのものをキャッチしやすく洗いやすいので、とてもよかったと思います。




【強烈な思い出】
義母が無理やり子供を抱っこしようとして、子供がギャン泣きしたのを私のせいにしてきたことです。
人見知りは多少する赤ちゃんなので誰でも抱っこしてニコニコとはいかないのですが、他の人が抱っこしたりしたときはソフトに抱っこしたり、寝ていると抱っこするのも悪いからと遠慮したりして無理に抱っこされることもないので泣かないのです。
安らかにいた赤ちゃんを抱っこしたい欲に駆られただけの人が強引に抱っこしてしまったので泣いたというだけなのに、人見知りに育てたからだと言い募るのは心外でした。
周囲にいた義父もそんな風に言うことないじゃないかと言って義母を嗜めましたが、しばらく治らず怒り続け、周りにいた夫や私の母の様子を見てかやっと気を取り直して自分は悪くないしと悪びれもせず振る舞い始め、本当に嫌な思いをしました。




【後悔してること】
後悔したことは、あまりないです。
その時できることはやり尽くしているしできなかったから仕方ないと諦めています。
ただ、もう少し冷静に夫とコミュニケーションできていればよかったかなと思います。




【嬉しかったこと】
赤ちゃん育児で嬉しかったのは、やはり成長を見た時で、ニコニコ笑い始めた時や立った時は格別でした。
楽しいのは、可愛い服を着せたりした時やお風呂や遊びの時や笑顔を見せてくれた時です。
たまらなく可愛いと思ったのは、安らかな寝顔や、いろんなことに興味を持っていく様子でした。




【現在】
赤ちゃんと言われる頃からは10年近く経っています。
今も一人っ子です。
赤ちゃんの頃に比べると全く違う育児でだいぶ楽になった反面、体は大人に近づいていて、出来ることも増えてもう親より良くできている部分もあるぐらいで、こちらが育てられた部分もあります。
夫には、子供が健やかに育っていることの感謝はあります。
休日に家族でたこ焼きパーティーなどをするのも楽しいです。



【当時の自分へのアドバイス】
冷静に無理せず、視野を広く持って、休めるときは休んでと言いたいです。
つい前が見えなくなると後ろ向きな気持ちになりがちだったので、そういったことを考えないように自分の好きなことを気分転換にしてみたりしてやっていってほしいなという感じです。
あとは、よく頑張っているよと言ってあげたいです。
世間的にはお母さんだときちんとしていることが当たり前で、できていなければマイナスの評価しかもらえないことが多いので、もっとできていることに目を向けて自分を褒めてと言いたいです。