結婚して5年目に、やっと天から舞い降りてきた宝物との大切な時間。

【赤ちゃん育児体験談】結婚して5年目に、やっと天から舞い降りてきた宝物との大切な時間。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
40歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
在宅ワーク

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
40歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
NGO職員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
主人が海外赴任になり、そこで妊娠がわかり、臨月間際で帰国しました。
その後夫は単身赴任で、私一人になってしまったので、実家で暫くお世話になっていました。

【里帰り出産について】
色々な事情があって、3か月ほどお世話になりました。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めて産んだ子で、兄弟はいません。
【赤ちゃんの性格】
とても明るく、面白いことが大好きな、いつもニコニコしているこでした。
ただ夜泣きはかなりあったので大変でしたが、おっぱいを口に入れるとぴったと泣き止んでくれたので、大分助けられました。




【寝かしつけの工夫】
私が隣にいると安心してすぐに寝てくれました。
ただ、寝付いた後に、家事などをしようと離れると、しばらくして気づいてまた泣き出すという感じでした。




【おむつ】
本当は布おむつにしたかったのですが、ワンオペでの初めての育児だったので、できるだけ手間を省くために紙おむつにしていました。




【母乳とミルク】
100パーセント母乳でした。
いざという時のために、粉ミルクのトレーニングもしてみたのですが、味が合わなかったのか、それとも哺乳瓶が気に入らなかったのか、一切飲んでくれませんでした。




【離乳食】
よく覚えていませんが、離乳食を始める時期として一般的に言われていた頃に始めました。
主に食べさせていたのは、野菜のゆでたものとかですが、子供の一番のお気に入りは、バナナヨーグルトでした。




【大変だったこと】
・ワンオペ育児
・夜泣き
・イヤイヤ期
・病気

【具体的に言うと・・・】
生まれてから半年以上、夫が単身赴任でいなかったので、実家から出てからはワンオペで育児をしていました。
その頃は、出産で悪化した腰痛のために、腰が立たない状態での育児だったので、お風呂に入れるのが一番大変でした。
また、小さい頃はよく体調を崩していて、毎月のように病院に通っていた頃があり、時には原因不明の体調不良などもありました。
そんな時に、主治医の先生から救急病院の紹介状を出されたりすると、もしかしてもうダメなのでは?と心が折れそうになった事が何度かありました。
赤ちゃんは、言葉で何が辛いのかを伝えられないだけに、ただただ泣き叫ぶだけになるので、その悲しそうな鳴き声を、病院が閉まっている夜中に聞かされると、こちらも一緒に泣き出したくなる思いでした。




【当時の心境】
大変な事や辛い事もいくつもあったけど、今振り返ってみると、あの時が本当に良かったと思えます。
子供のはじけるような笑顔で、私に駆け寄ってくる姿が今でも思い出されます。




【夫の手助けと関わり】
単身赴任から帰ってきてからは、子供との関わり方を教え、少しずつ育児に参加してもらうようにしていきました。
でも夜泣きの時に起きるなく、真横でぎゃんぎゃん泣いていても、いびきをかいて寝ているような人でした。




【工夫と便利グッズ】
あの頃は、今のように育児サポートが手厚くなかったので、なかなか厳しい所もありましたが、ママ友がいてくれたおかげで何とか乗り越える事ができました。
また、夜一杯寝てもらえるように、日中に沢山運動させるようにしていました。
また自分の時間を持つように、夫に協力してもらって、自分の趣味の時間を作って気持ちを切り替えていました。




【強烈な思い出】
子供をつれての買物が大変になり出した頃、子供が昼寝をし始めた時、走って30秒の所にあるスーパーに買い物に行きました。
急いで終わらせて戻ると、外にも大きな泣き声が聞こえていました。
大急ぎで中に入ると、玄関に向かって大泣きしている子供が立ち尽くしていて、おむつをしていたのに、その下はおもらししてあふれてしまったおしっこの池が出来ていました。
何でそうなったのか、私も暫く唖然としてしまいましたが、悲しそうに泣き叫ぶ子供の顔と、その池を見ながら、自分がした事を深く反省しました。
近いし、すぐだからと甘い考えをした罰は痛かったです。




【後悔してること】
外に連れて行った時に、気に入らなかった事があったのか、全く言う事を聞かずに騒ぎ出しました。
周囲に人もいたので、おとなしくしなさいという思いで、少し手を強めに握った所、更に騒ぎ出して後悔しました。




【嬉しかったこと】
諦めていた赤ちゃんが、とにかく生まれてきてくれた事が一番の喜びでしたが、その子が「ママ大好き。
いつまでもずっと一緒にいるからね」
と、ことあるごとに言ってくれました。
愛されている喜びを心の底から感じました。




【現在】
今は中学3年生になりました。
結局兄弟は授からずに一人っ子のままです。
ある意味順調に成長をしてくれていて、立派に反抗期にも突入しました。
あんなに愛らしく、いつも私にべったりで、「大好き」とか「愛しているよ」とか言ってくれていた子から、「クソばばあ!早く死ね!」と言われた時は、私が大泣きしました。
そんな時は、「いつかは終わりが来る」と自分に言い聞かせながら、家のあちこちに飾ってある赤ちゃんの時の写真を眺めています。



【当時の自分へのアドバイス】
毎日、目が回るほど忙しく、あっという間に一日が過ぎていくよね。
育児は初めてで、何もかも手探りで大変な事が多いけど、でもね、その時間がとっても貴重なんだよ。
赤ちゃんでいてくれる時間は、本当に短くて、あっという間に終わっちゃうんだよ。
だから、その大変さを重く抱えすぎないで、毎日を少しでも楽しみながら過ごしてね。
そして、今の内に一杯触っておくといいよ。
その内触らせてもらえなくなってくるから。