24時間責任のある育児は辛いこともあるけど、可愛さと愛おしさは何にも変えられないと最近気付いた母親の話

【赤ちゃん育児体験談】24時間責任のある育児は辛いこともあるけど、可愛さと愛おしさは何にも変えられないと最近気付いた母親の話

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
26歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
26歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
今も変わらず、一軒家に主人と私、娘の3人暮らし。
となりに義実家があり、義父、義母、義弟の3人が住んでいる。
生まれる前はホルモンバランスの影響で実母にすごく嫌悪感を抱いていた。
生まれた後はお世話をしてくれる義父がものすごい嫌だった。

【里帰り出産について】
里帰りせず、隣に住む義実家に1ヶ月ごはんをお世話になった。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めての子
【赤ちゃんの性格】
友達の赤ちゃんに比べ、よく寝てくれる子で、大人しく、穏やかだったと思う。
離乳食はなんでもよく食べてくれた。




【寝かしつけの工夫】
赤ちゃんの時から大人の生活リズムに合わせた生活だったため、今も夜遅くまで起きて過ごしてしまう。
寝やすいように、部屋を暗くしたり、オルゴールを流したりして、環境作りをしている。
絵本を読んだり、抱っこで部屋中を歩いたりもした。




【おむつ】
退院後すぐは病院でもらったパンパースを使用。
その後はもらっていたサンプルを使い、肌荒れをしなかったため、値段の安いものを探し、グーンをよく使っていた。
今は西松屋の1番安いものを使用している。




【母乳とミルク】
実母から母乳で育ったことを聞いていたため、母乳育児をがんばろうと思っていたが、途中からなかなか出ず、ミルクなら主人もやってもらえるため、母乳は早めに卒業しミルクを使っていた。
ミルクも体調不良が無かったため、はいはいからぐんぐんを使った。
卒乳は離乳食の量が増えたことで、自然にできたと思う。




【離乳食】
5ヶ月目の離乳食教室で学んでから始めた。
本やユーキャンの離乳食講座を参考に、始めは手作りに努め、冷凍保存も活用していた。
出掛けることが増え、友達にもらった市販のものをもらってからは、パウチや市販のものをよく使用するようになった。




【大変だったこと】
・トイレにゆっくり入れなかったこと
・自分の体調の悪い時にも、子どもの生理的欲求に応えないといけないこと
・家で赤ちゃんと1:1で大人と話せなかったこと
・自分の育児がこれでいいのかと分からなかったこと
・何かしてあげなきゃと思いつつ、何が子どものためになるか分からなかったこと

【具体的に言うと・・・】
生まれてから7ヶ月頃に生理が戻ってきたが、排卵期にめまいや吐き気、だるさがあり、生理前まで情緒不安定がありと不調な日々が続いていた。
主人が早く帰ってきてくれる時はすぐ任せられたが、そうでない時は自分で対応しなくてはならないのが辛かった。
1歳頃から始まったコロナでも、1日子どもと向き合って疲れていた日に、マスクがあるお店があったからと勝手に出かけて行った時があった。
もうすぐ帰ってくると思った矢先だったため、夜まで大人は1人かと思い、とても辛かった。
どんな時も、家に大人が1人で、話し相手がおらず、悩みも喜びも話せないのが辛かった。
隣に義実家はあるが、産まれる前に「私達は世話しないからね!」と言われていた事が気になり、その頃は全然頼ることができなかった。
外に出ても、理想通りのママ友もできず、孤独だなと感じるのと辛かった。




【当時の心境】
かわいいなと思いつつ、1人になる時間が無いのがとても辛かった。
母親が子育てをするものだと思い込み、自由に遊びに行く主人にもとても不満を感じ、どうしたらいいか分からないこともあった。




【夫の手助けと関わり】
とても積極的に子どもの相手をしてくれている。
最初はお互いぎこちない対応だったが、赤ちゃんの頃から一緒にオムツ替え、ミルクの授乳などをしていたため、今も「パパ大好き」と子どもも言っている。
生まれてすぐの沐浴はほとんどやってくれていた。




【工夫と便利グッズ】
子育て経験のある人から、バウンサーがあると便利だと聞き、日中はバウンサーに乗せて過ごしていた。
もともと保育士で歌や絵を描くことが好きだったため、歌絵本を作り、生後1ヶ月頃から歌って聞かせていた。
家にこもりがちなのが辛かったため、ジモティで子育てサロンを探し出かけた。
何度も行くうちに気の合う方と出会うことができ、大きくなってからも遊んでいる。




【強烈な思い出】
育児ノイローゼ気味になっていたこと。
1歳半頃イヤイヤ期が始まり、何か経験になるようなことをしようにも何がいいか分からず、家で向き合う日々に疲れてしまっていた。
保育園に預けることはかわいそうだと3歳児神話にとらわれていたこともあり、どうしたら分からなかった。
でもこれではダメだと思い、同じ月の生まれの子どもを持つママ友や市の相談センターで話を聞いてもらい、子どもと通えるところに就職することを決めた。
久しぶりの社会にとても不安を感じていたが、日中大人と話せること、自分だけで抱え込まなくて良くなったことで、気持ちに余裕を持って子どもと向き合えるようになった。




【後悔してること】
自分が祖母から「あんたがいなければ…」と言われたり、母親の機嫌をうかがったりしていたため、気持ちがいっぱいいっぱいの時は娘に対する言葉に出さず、一緒に泣いたりノートに書き出すようにしていた。
だから子どもとの関わりの中で後悔していることは今のところないと思う。




【嬉しかったこと】
保育士の経験があったため、何かしてあげなきゃと思いつつ、1日が過ぎてしまい、子育てに自信の持てないことばかりだった。
でもいつだったかの検診に行った時、娘がとてもにこやかな笑顔を職員さんに見せており、「こんな素敵な笑顔、お母さんがいつも優しい笑顔で対応してみえるんですね」と言ってくれ、自分はいつも笑顔を見せていたんだと気付くことができた。
ずっと自信の持てない日々だったが、娘の笑顔のおかげで子育てができているんだなと実感できた。




【現在】
3月で3歳になる。
子どもと向き合いすぎて疲れてしまい、1歳半頃相談に行った。
友達が就職したことや保育園に預けることは可哀想じゃなく、その子の経験幅が広がると知ったこともあり、子どもを連れて入職できる所に就職し、1年が過ぎた。
初めは「ママー」と泣き叫ぶ姿にとても心が痛かったが、今では「行ってらっしゃい」と手を振り、先生のおかげもあり、「楽しかった」と言ってくれるようになった。
先生方に任せられることで、自分だけの子育ての負担が大きく減ったように思う。
また悩みを聞いてくれる相手も増え、抱え込まずにいられるようになった。
来年度から幼稚園に行くが、娘自身また楽しいことを見つけられるかなと思う。



【当時の自分へのアドバイス】
考えすぎちゃうのは性格だからしょうがないけど、ちゃんと子育てできているからそんなに落ち込まなくて大丈夫だよ。
みんな娘のことが大好きだから、自分だけで抱え込まずにじーじやばーばにも「助けて、これお願い」って声を掛ければ大丈夫だよ。
授乳も離乳食もオムツ替えも、いつもお疲れさま。
「おいしいね」「きれいになったね、スッキリしたね」そういう言葉1つ1つ、ちゃんと娘に届いているからね。