とにかく、夜泣き夜泣き。まともに眠らせてくれない壮絶な赤ちゃん育児のお話。

【赤ちゃん育児体験談】とにかく、夜泣き夜泣き。まともに眠らせてくれない壮絶な赤ちゃん育児のお話。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
30歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
30歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
5階建ての社宅の4階に住んでいました。
夫と赤ちゃんの3人家族です。
駅から近いのに閑静な住宅街で、社宅なので同年代ママさんも多くよかったです。
ただ、階段の4階なこと、古い住居で設備が昭和30年代なのが辛かったです。

【里帰り出産について】
里帰り出産し、2か月間お世話になりました。





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子
【赤ちゃんの性格】
眠りが浅く、頻繁に授乳が必要でした。
うんちの回数も多いので、毎日ろくに眠れずに起こされオムツ替えと授乳をしました。
おっぱいさえ飲めば機嫌はよかったのですが、とにかく寝ないのがきつかったです。




【寝かしつけの工夫】
添い乳のみです。
ゆらゆら抱っこでも寝ないし、おんぶして寝付いても布団におろすと絶対起きます。
だから布団に寝かせておっぱいを飲ませて寝付いたら静かに体を離すというのを、1日何度もしていました。




【おむつ】
布オムツも使っていました。
紙おむつは当時ドレミが安かったので、そればかり使っていました。
パンパースはよかったのですが、高かったです。




【母乳とミルク】
ほぼ母乳のみでした。
ミルクは、消毒やら作るのが面倒だったし、専業主婦だったので母乳でがんばろうと、せっせと飲ませました。
搾乳機もフォローアップミルクも使ったことがないです。
卒乳というより断乳は1歳3か月です。




【離乳食】
生後5か月です。
下の子のときは、面倒で7〜8か月から始めましたが、第1子ははりきってました。
工夫したのは、大人の食事と同時にすることですね。
離乳食だけ別にすると、1日中おっぱいとオムツと、食事の支度と片付けばかりするはめになるので、一度に作ってました。




【大変だったこと】
・寝ないこと、一晩に10回は起きること。
・1日10回以上の頻回授乳
・1日6〜8回の頻回うんち

【具体的に言うと・・・】
上でも書きましたが、夜寝たと思うと1時間おきに起きておっぱいを飲むのが苦痛でした。
生後5か月から1歳3か月の断乳までほぼ毎晩です。
たまに3時間くらい寝てくれる時があり、そのときに私もなんとか睡眠とってました。
10か月くらいになると、おっぱいをかむようになり、それも泣きたくなりました。
というか、よく泣きついひっぱたいたこともありました。
夫は、仕事が忙しく別室で寝ていたし、1〜2回夜中に息子を連れだして寝かしつけてくれましたが、それを毎日やっていたかのように語るのがむかつきました。
夫が夜くつろいでビール飲んでテレビ見てるときも、私は隣の部屋でずっと息子を添い乳で寝貸付してました。
やっと寝ても1時間後に起きるので、毎日憂鬱であまり赤ちゃん育児を楽しめなかったと思います。




【当時の心境】
毎日5時間以上続けて眠りたかったです。
また乳腺炎も頻発したので、ミルクにかえるのも難しく八方ふさがりでした(ミルクにすると、乳がたまり乳腺炎になるので)。
疲労でやせましたが、服買いに行く時間もなく、ジーンズをひもでしばってました。




【夫の手助けと関わり】
優しい人なので、お風呂や離乳食はやってくれましたし、私のかわりに家事やらオムツ洗いもしてくれました。
でも寝かしつけだけはかわれなかったので、私はそれが一番つらかったです。
でも、概ね夫に不満はありませんでした。




【工夫と便利グッズ】
起きているときは機嫌のよい息子だったので、1人遊びしているときに一気に家事を終わらせました。
昼寝の2時間は、絶対家事などせず、ドラマ見たりネットで遊んだり、自分のストレス解消にあててました。
おもちゃも息子の気に入るのはすぐ買ってとにかく機嫌のよい時間を長くするようにしていました。
案外うちわとか、雑貨が気に入ってました。




【強烈な思い出】
顔はかわいい息子だったので、連れ歩くと知らない人々に「あら、かわいいわね。
お顔見せて。」
と毎日声をかけられました。
荷物と息子をかかえて電車に乗ろうとしたときに、年配の男性がベビーカーを持ってくれたり、中学生が席を譲ってくれたり、人の優しさを感じることは多かったです。
1歳になる直前にノロウイルスに感染し、1週間毎日白いげぼをはきまくったときが一番きつかったです。
夫はうつってトイレから出られなくなり、買い置きのオムツもなくなり、授乳するとげぼをしてしまい、病院に行っても吐きまくって周りに迷惑をかけて、布団は全部使えなくなりました。
毎日洗濯して、寝具も乾かず途方にくれました。




【後悔してること】
とにかくイライラして、手が出たことです。
赤ちゃんをぴしっとたたいてもわかるはずもないので、言って聞かせればよかったです。




【嬉しかったこと】
とにかく、私のことが好きなことです。
どんなときもキラキラした目で私を見て、嬉しそうな顔をし、私の授乳で安心して眠ります。
たとえ怒りつけてもすぐにおっぱいを求めて甘えてくるのは、かわいくてたまらなかったです。




【現在】
現在大学1年生です。
自分の壮絶で手のかかった赤ちゃん時代の様子を楽しそうにきいてくれます。
弟妹はもっと手がかからなかったので、強烈なエピソードは息子に集中しています。
夫は、息子が暴れたときなどに体を張ってくれたり、毎日定時で帰ってくれたりととてもいいお父さんです。
子どもも3人に増えてみな大きくなり、もう育てたくないけれど赤ちゃん3人楽しかったです。



【当時の自分へのアドバイス】
もっと実家に帰るなど、夫に押し付けて気晴らししてよいと思うよ。
お金も遠慮なく使って、一時保育も上手に利用してリフレッシュしてよいのだよ。
あなたはいつもがんばりすぎです。
若いからなんとかなったのだろ思うけれども、頑張りすぎても同じだけ結果が返るわけでもないのだから、もっと自分をいたわって大事にしてください。