夜泣きや病気、そして孤独な育児の中子供の健康を笑顔が支えとなりました。

【赤ちゃん育児体験談】夜泣きや病気、そして孤独な育児の中子供の健康を笑顔が支えとなりました。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
32歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
無職

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
31歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
2階建てのアパートで夫婦と子供1人の3人家族。
周囲は山ばかりで人気が少なく、近所づきあいもありませんでした

【里帰り出産について】
里帰り出産していない





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
始めての子供
【赤ちゃんの性格】
癇癪もちで、寝つきが悪い。
元気で活発な反面、人見知りで気が小さい。
食が細く病気がちで心配が多かった。




【寝かしつけの工夫】
おっぱいを飲ませながらの添い寝をしていました。
そのほかには出来るだけ静かにして起きないようにしていました。




【おむつ】
布おむつと紙おむつを兼用。
特にダメと思ったものはないですが、おすすめは作りがしっかりしているパンパースです。




【母乳とミルク】
母乳のみで、搾乳機は使っては使っていませんでした。
フォローアップミルクは使っていません。
卒乳は2歳頃で、なかなかうまくいきませんでした。
3度目のチャレンジでやっと無事卒乳ができました。




【離乳食】
10か月ごろからバナナやカボチャなどを粉ミルクに混ぜて食べさせていました。
冷凍は行わずその場で作ったものを食べさせていました。
既製品はほとんど利用していません。
子供はなかなか食べてくれずに、離乳食を開始してもしばらくは母乳の栄養が中心でした。




【大変だったこと】
・寝かしつけ
・買い物などのお出かけ
・離乳食を吐き出してしまう
・睡眠時間の昼夜逆転

【具体的に言うと・・・】
寝る時間の確保ができなかったことです。
子供が神経質だったので、一度寝てもすぐに起きてしまい、長時間連続で寝る事ができませんでした。
生まれてから2歳近くまでは夜泣きもしていたため特に大変でした。
その後は少しづつ睡眠リズムも整い始め、落ち着きを見せてくれました。
我が家の主人は仕事が不規則だったので、別の部屋で就寝。
そのため自分一人ですべての子供の世話を行っていました。
また仕事が不規則だったこともあり、主人が寝ている時に子供が大泣きしたり騒いだりしないように気を使っていました。
生活スタイルが主人と私たち母子で全く違っていたので、それぞれに合わせることが大変でした。
子供の病気の時などは特に神経をとがらせていました。




【当時の心境】
出産から1歳までは非常に悩んでいました。
親も近くに住んでいなかったので、完全な自分一人の育児だった為です。
子供の笑顔と健康を望みに頑張っていました。




【夫の手助けと関わり】
休みの日は手伝ってくれました。
しかし余りや休みもなかったので、それほど力にはなりませんでした。
長時間労働だったので、勤務している日にはほとんど手助けをしてもらう事ができませんでした。
しかし子供ともよく遊んでくれたので、休日は大変助かりました。




【工夫と便利グッズ】
病院に行くときに一時預かりを利用していました。
一次預かりを利用する前はかなり人見知りだったのですが、おかげで少し人見知りが少なくなったように感じました。
役立ったグッズは歩行器です。
案外利用している人は少ないですが、のせておけば安心できたのでよく活用していました。
大きめのブロックも良く活用していました。




【強烈な思い出】
車の乗り降りの際に子供の足を挟んでしまったことです。
横抱っこをしていて片手で車のドアを閉じた際に、誤って子供の親指の先を挟んでしまったのです。
子供は大泣きし、私は気が動転。
親指が紫になりパンパンに張れてしまい、とにかく慌てて病院に連れていき診察をしてもらいました。
そして無事に骨折もしていなくて、心からほっとしたことがとても印象に残っています。
それからは車の乗り降りの際にはかなり注意するようになりました。
その他には、目を離したすきに子供が自転車のカギをコンセントに差し込んでいたことがありました。
コンセントが爆発し子供は手のひらが真っ黒。
気が動転しながら病院に連れていき、幸い軽いやけどですみました。




【後悔してること】
悪いことをした時にあまり何度も繰り返すようならば叩かなくてはいけないと思っていた時があります。
今思えば絶対してはいけなかったと猛反省をしています。




【嬉しかったこと】
病気が多い子供だったので、無事回復した時はとにかくうれしかったです。
自分が食べているご飯やお菓子を私にも食べさせてくれた時は、とてもかわいいと感じました。
そして何といっても日に日に大きくなり、そしたかわいくなっていく姿を見る事ができるのが一番の喜びでした。




【現在】
約20年経ち、来年には成人式を迎えます。
そして親元を離れて一人暮らしをしています。
下の妹は中学3年生で、二人ともすっかり親の手を離れてしまいました。
今思えばなんてあっという間だったのだろうと思います。
そしてあのように子育てをしていた時は、苦労したものの夢のような期間でした。
昔の写真などを見てみても、何だか夢を見ていたような気がします。
心から幸せだったと感じる時でした。



【当時の自分へのアドバイス】
もっと自分自身で何でも決めさせてあげればよかったと反省しています。
心配のあまり親が子供の進路を決めてしまっていたところが多々ありました。
今思えばリスクをしっかりを教えた上でその後は自分で考えるように仕向けるべきだったと思っています。
その方がより子供の成長を促し、よりよい人格形成にも役立ったと思っています。