子どもから育てられたパパとママ。誰でも最初から『親』じゃない。ありがとう、わが子。

【赤ちゃん育児体験談】子どもから育てられたパパとママ。誰でも最初から『親』じゃない。ありがとう、わが子。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
25歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
27歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
2DK賃貸ビルに住んでいた。
家族構成は夫婦と赤ちゃんの3人。
お互いの実家は県外で遠かったため夫婦のみで育児していた。
隣近所とは挨拶程度の付き合い。

【里帰り出産について】
里帰りはしていない





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子
【赤ちゃんの性格】
今思えば本当におとなしくて育てやすい赤ちゃんだった。
まとめて寝てくれたし、人見知りせず、母乳だったがおっぱいも良くのみ身長体重も平均的。
可愛い赤ちゃんだった。




【寝かしつけの工夫】
胸辺りを少し速いテンポでポンポンと叩くとすーっと寝てくれていた。
昼間に外気に触れてた方が寝つきがよかったので散歩には意識的に毎日行っていた。
もっと大きくなると私の髪の毛を触りながら寝ることが多かった。




【おむつ】
紙おむつのマミーポコを使っており、箱でまとめ買いしていた。
いろいろ試していたが、パンパースは通気性がいい分お尻付近が湿気るような気がしてリピートせず。




【母乳とミルク】
母乳のみ。
搾乳機は使用なし。
旦那に任せるときがあってはいけないのでミルクも試したが、どうしても受け入れず。
乳首も色々なメーカーや形のものを試したが、哺乳瓶も苦手のようだった。
卒乳は1歳4ヶ月のとき。
私のほうが寂しくてなかなか着手できなかった。
いざとなったら1週間で無事卒乳。
フォローアップも用意していたが結局使わず。




【離乳食】
5ヶ月頃、果汁から始めた。
冷凍はせず、作っていたが固形のものを食べられるような時期になると既製品も使用していた。
洋風の味付けが好みだったので、野菜スープのバリエーションが多かった。




【大変だったこと】
・生活の基準がすべて赤ちゃんだったこと。
・自由に使える車がなかったため、雨の日の通院が大変。
・旦那の実家に帰省するとき。
(荷物の用意や手が届くところに危ないものがないかのチェックなど)

【具体的に言うと・・・】
自分が一人っ子だったため、誰かのペースに合わせて生活をすることがこんなにストレスなのかと思った。
旦那もまだ若く同僚との飲みなど、自分の好きなことを優先的にやっていたため、基本はワンオペ。
日々一生懸命だったため、後で振り返ると大変だったのかなあと思う。
つかまりだちを始めた9ヶ月頃が大変だったと思うが、実母が病気になり、片道3時間掛けて毎週帰省していた時が子どもは1歳過ぎで物理的・精神的にも厳しかった。
初めての子どもなので、どうしても周りの平均と比較してしまうのもきつかった。
当時はネット環境も今ほど整っておらず、バイブルは『ひよこクラブ』。
付録の冊子も穴が開くほど熟読し、通販で育児グッズを購入したりしていた。




【当時の心境】
きつかったけど目に見えて日々成長していくわが子を見るのは駆け引きなしに嬉しかった。
今だったらもっとその時期を楽しむのに・・・型にはまって生真面目になりすぎていたなあと思う。
お風呂に1人でゆっくり入るのが望みだったなあ。




【夫の手助けと関わり】
家にいるときは関わってくれた。
休日はよく一緒に連れ立って外出もした。
ただしうんちのときのオムツ換えは絶対しなかった。
旦那はわが子を不思議だなあ・・という捕らえ方をしていたように思う。
まわりから「パパに似てるね」と言われると嬉しそうだった。




【工夫と便利グッズ】
工夫点:睡眠は一緒にたっぷりとる様にしていた。
赤ちゃん部屋を作ることなく、いつでも様子が見られるようリビングに布団を敷いていた。
たくさん写真を撮ってお互いの実家にこまめに送るようにしていた。
(帰省したときに可愛がって欲しいという親心)下着はすぐ汚すので替えは余裕もって用意していた。
役立ちグッズ:マグマグ
活用したサービス:特になし。




【強烈な思い出】
まだ赤ちゃん期のとき。
忘れもしない、今となっては笑い話となったエピソードがある。
美味しい巨峰を頂いたので食べさせようと思ったが、種もあるし・・・と言うことで少し皮を剥きそこにくちをつけて、私がぶどうを持ってチューチュー吸わせていた。
何個か美味しそうに吸っていたが、私が一瞬油断したのだろうか、ぶどうを持つ手が弱くなり、スポン!!と子どもの口に丸ごと勢いよく入ってしまった!!慌てて足を持って逆さにし、背中を叩いてぶどうを出しましたが、子どもは大泣き。
一瞬の油断であわや窒息させてしまうところだった。
そしてとっさに行動できたのは日頃読み漁っていた育児書やひよこクラブのおかげだと思う。
何事もなくよかったが、子どもは今もぶどうは好んで食べない。




【後悔してること】
むりやりご飯をたべさせなくてもよかったんじゃないかと思う。
食べることの楽しさを、先に十分教えるべきだった。




【嬉しかったこと】
目が合ったらにっこり。
至福の瞬間。
生まれてきた循環から「うちの子誰よりかわいい!!」と思っていた(笑)
おっぱいを飲みながらおなかいっぱいになり、乳首を含んだまま口を開けた状態で根落ちする様は本当に可愛かった!!




【現在】
現在はすっかり大人です。
26年経った。
4歳離れた妹も22歳。
近い将来この子達の子どもを抱っこできれば嬉しい。
夫含め、周りの環境にはすべて感謝しかない。
今は自分たちの事をメインに考えていい環境となった。
行きたい時にいきたい場所に旅行に行ったり、買い物に行ったりできる。
そんな日が来るとは思えなかったが、過ぎてしまうと育児もあっという間だった。



【当時の自分へのアドバイス】
『現在』を大切にしなさいよ。
2度と戻ってこないんだから、視野を広く持ちなさい。
子育てなんて1人でできるもんじゃないんだから、周りにもっと甘えられる人を作らなきゃ。
抱え込んで勝手にいっぱいいっぱいになってしまったら誰より子どもがかわいそうよ。
じっくり子どもを見てごらん。
可愛いでしょ〜?広い意味で大切に育てようね。