超未熟児で産まれたわが子。不安の中の子育てと成長の喜び

【赤ちゃん育児体験談】超未熟児で産まれたわが子。不安の中の子育てと成長の喜び

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
28歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
31歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
社宅に住んでいました。
旦那と私、子供の三人家族です。
社宅なので、同じくらいの歳の家族が周りに住んでいましたが、挨拶程度で交流はなかったです。
隣に線路があり、朝から夜まで電車が通る音がしていました。

【里帰り出産について】
里帰り出産はしてません





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子ども
【赤ちゃんの性格】
ミルクをよく飲んで、よく寝てくれたので、寝不足で大変とかはなかったですが、甘えん坊で抱っこばかりしてました。




【寝かしつけの工夫】
抱っこして寝かしつけても、布団に寝かすと起きてしまうので、おくるみに包んで(背中の部分は厚めにして)抱っこして寝かしつけたら、抱っこの温もりが冷めないように布団に寝かせていました。
月例が上がると、たくさん動けるようにもなって疲れて寝るので、寝かしつけは楽になっていきました。




【おむつ】
パンパースを使っていました。
出産した病院で使用していてよかったので、そのまま使い続けました。
ポイントが貯まってプレゼントがもらえたのもよかったです。




【母乳とミルク】
母乳とミルクは半々です。
明治ほほえみを使ってました。
超未熟児で産まれたため2か月入院していたので、病院で使用していたミルクをその後もずっと使ってました。
搾乳機は使ってません。
卒乳の時期は一歳半くらいです。
結構すんなりと卒乳できました。
フォローアップミルクは同じく明治のものです。




【離乳食】
6か月過ぎたころから始めました。
自分で手作りしてまとめて冷凍してました。
アレルギーもこわかったので、すこしずつ進めていきましたが、思ったよりよく食べ、何でも食べてくれました。
離乳食の時期は外食はしなかったです。
帰省した時は手作りの冷凍した離乳食を持っていきました。




【大変だったこと】
・赤ちゃん入院時の母乳を搾乳し届けること
・寝かしつけ
・お風呂

【具体的に言うと・・・】
赤ちゃんが産まれてすぐ2か月の入院をしてて、退院してからがとても大変でした。
小さく産まれて特に心配だったので、始めはお世話がとても怖かったです。
平日は夫も仕事が忙しく、お互いの両親も遠方に住んでいましたので、ワンオペ状態でした。
特にお風呂に入れることがとても大変でした。
社宅の狭いお風呂で、脱衣所も狭く、私が先に洗っている間に脱衣所で待っててもらっても、泣いてしまったり、お風呂を出る時も赤ちゃん優先で、自分のことはすべて後回しにやっていました。
ゆっくり湯船につかりたいとずっと思ってました。
夫が休日の日は手伝ってもらってましたが、赤ちゃんが気になって、あまりゆっくりとお風呂に入った記憶はないです。




【当時の心境】
小さく産まれてしまったことがとても辛かったです。
この先、普通の子と同じように生活できるのか、なにか障害があるのではないか、とか心配ばかりしてました。




【夫の手助けと関わり】
平日は忙しく全くでしたが、休日はたくさん手伝ってくれて、子供ともたくさん遊んでくれました。
食事やおむつ替え、寝かしつけは私がしてましたが、お風呂に入れたりあそんでくれたり、できることは率先してやってくれました。




【工夫と便利グッズ】
なるべく毎日散歩をして、外の空気に触れさせてあげました。
公園や支援センターにもよく行き、たくさん遊ばせて疲れてくれると、よく寝てくれます。
寝てる間に、たまった家事を一気に済ますようにしていました。
寝かす時にバウンサーは大活躍でした。
ゆらゆら揺らすとある程度の時間で眠りについてくれるので、お昼寝のときはよく利用していました。




【強烈な思い出】
小さく産まれてしまったことで、2か月の入院をしているとき、毎日病院に顔を見に行くと、日に日に大きくなって私にもちゃんと反応してくれるのはとてもうれしかったです。
日々不安の毎日でしたが看護師さんや、同じく入院している子のお母さんたちに接していると明るい気持ちに前向きになれました。
先のことをいくら考えても仕方がないので、今の赤ちゃんの成長を喜んで、楽しく子育てしてがんばろうと思えました。
無事に退院でき、普通の子と同じようにこれから子育てしていける時には不安よりも希望のほうが大きかったように思います。




【後悔してること】
後悔していることはないと思います。
一生懸命、毎日生活しているので、あまり思いあたるところはないです。




【嬉しかったこと】
初めて「ママ」と呼んでくれたことがうれしかったです。
ちゃんとした言葉でななくても、とてもかわいくて、とてもうれしかったのを覚えています。
ちゃんとこっちを向いてニコニコ笑ってくれているのも幸せを感じます。




【現在】
今はもう高校生になり、高校生活を楽しんでいます。
少し身体は弱いところはありますが、ほかの子と何の変りもなく今まで生活してきました。
夫にも感謝しています。
子供が小学生の時、野球をやっていて、チームのコーチをしたり、つきっきりで相手をしてくれていました。
将来は、平和に生活できていけばいいかなくらいです。



【当時の自分へのアドバイス】
いくら親がいろいろ心配しても、子供はちゃんと成長するし、どっしりと構えていれたらよかったね。
初めての子だから、期待や不安がたくさんあったと思うけど、子供は自分の力で考えて生きていけるんだということをいってあげたいです。
子供を信じてあげて、必要なら助けてアドバイスしてあげて、温かく見守っていけば大丈夫だよ。