できない自分、自信のない自分、そんな劣等感に押し潰されそうになった日も、いつも子どもの笑顔に癒され、勇気付けられた日々でした。

【赤ちゃん育児体験談】できない自分、自信のない自分、そんな劣等感に押し潰されそうになった日も、いつも子どもの笑顔に癒され、勇気付けられた日々でした。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
29歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
29歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
一軒家です。
周りはそんなにごちゃごちゃした住宅街などではなく、ポツポツと家がある感じです。
隣近所とは会えば挨拶する程度です。

【里帰り出産について】
里帰り出産。
3ヶ月くらいです。





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めての子どもです。
【赤ちゃんの性格】
泣き声がとにかく大きかったです。
一緒の家にいるのは自分の家族とはいえ、夜中に泣き出すと申し訳ない気持ちになりました。




【寝かしつけの工夫】
授乳中は、添い乳で寝かせると、子どもも落ち着くようで、ほぼ確実にすぐに寝てくれていました。
卒乳するまではほぼこの方法で寝かせていました。




【おむつ】
パンパースをメインで使っていました。
特にダメな物はありませんでしたが、マミーポコはなんとなく素材が肌荒れしそうな気がして避けていました。




【母乳とミルク】
ミルクは入院中の病院では飲んでいたのですが、自宅に戻ってから飲ませようとしたところ嫌がった為、その後はずっと完母でした。




【離乳食】
6ヶ月になる少し前に始めました。
軟飯一口から始めました。
野菜のペーストなど作り置きして冷凍していましたが、あまり離乳食を食べない子でした。
外食時はレトルトの物を購入していました。




【大変だったこと】
・離乳食を食べない
・お風呂を嫌がる
・外出が大変

【具体的に言うと・・・】
一番苦労したのは最後6ヶ月頃から一歳くらいまでの離乳食でした。
今思えば体重も問題なかったし、そこまで重く考えることはなかったのかもしれませんが、その当時はちゃんと食べさせなくてはという思いが強く、どうして食べてくれないんだろうということばかり考えていた気がします。
時には食べない我が子にイライラしてしまったこともあり、まだ何もわからないのに怒ってしまったこともありました。
料理に苦手意識もあり、自分が作るのが下手だから食べてくれないのかもしれないと思うと余計に落ち込み、料理が苦手なりに頑張って作ってもほぼ食べてくれず、また落ち込んでの悪循環の日々だった記憶があります。
インスタなどで凝った離乳食を作っている人を見ると劣等感も感じていました。




【当時の心境】
とても悩んでいました。
あの頃は必死で肩の力を抜いたり、軽く考えることができませんでした。
普段ほぼ食べてくれないので、たまに食べてくれる日はとても嬉しかったです。




【夫の手助けと関わり】
とても協力してくれていたと思います。
ただやっぱり仕事をしているので、料理などは必然的に私の担当になってしまい、離乳食に関してはあまり頼ることはできませんでした。
そのほかの事に関しては、手伝うという感じではなく、一緒に子育てをしているという感覚がとてもありました。




【工夫と便利グッズ】
外食の際には長袖の食事用エプロンがとても役に立ちました。
服が汚れず、こちらの気も楽でした。
お散歩の時には、音楽のなるおもちゃをいつも手の届くところにかけていました。
赤ちゃんでも触れば音がなるので、ぐずった時にはとても役に立ちました。
100均の犬のフン用の巻き型になったナイロン袋はとても役に立ちました。
オムツを入れたり、鼻を拭いたティッシュを捨てるなど、必ずバッグに常備していました。




【強烈な思い出】
自分の親や、祖父母の元に連れていくと、みんなが穏やかな表情になることです。
残念ながら私自身は、あまり愛情を感じずに育ってきました。
私は長女で、下に妹や弟がおり、両親に愛されていると感じたことは正直ありませんし、祖父母も厳しい人たちだったので、可愛がられた記憶はありません。
しかし、そんな人たちが私の子どもに対して、これまで見たことのない穏やかで暖かい表情でいつも接してくれています。
そんな様子を見て、自分自身はその愛情を注がれることはなかったけど、子どもに注がれていることで長年の私の中のモヤモヤ不思議と解消されました。




【後悔してること】
まだ何もわからない子どもに対して、離乳食を食べてくれないという悲しさや虚しさを怒りとしてぶつけてしまったことです。
夫はいませんでした。
子どもは今思い出しても目を覆いたくなるくらい悲しそうに泣いていました。




【嬉しかったこと】
たくさんありすぎてまとめられませんが、ママと言って後をおってくれるようになった時には本当に愛おしく、可愛いと感じました。
お散歩に行くと、目をキラキラさせて、見つけた物を知らせてくれる瞬間もとても愛おしかったです。




【現在】
6年経ちました。
その子は6歳です。
なかなかその後子どもを授かることができず、一人っ子です。
とてもしっかりした、優しい子に育ちました。
しっかりしているが故に、なんでもわかってくれると勝手に思ってしまい、余裕がないと、こちらの都合で叱ってしまうこともあり、まだまだ反省の日々です。
いつも一緒に子育てをしてくれている主人にも感謝しています。
できる限り、娘の記憶が楽しく幸せなものになるよう、言葉選びや接し方も気をつけるよう心掛けています。



【当時の自分へのアドバイス】
もう少し、力を抜いて、できない自分も受け入れてあげればよかったかなと思います。
子どもは本当にあっという間大きくなるので、できないことばかりに目を向けず、子どもと過ごせる貴重な一瞬一瞬をもう少し大切にゆったりした気持ちで楽しく過ごせればよかったなと思います。
できない私でも、子どもはちゃんと優しく良い子に育ちましたよ。