泣きわめく我が子に襲った悲劇 小児てんかんを経験して思ったこと

【赤ちゃん育児体験談】泣きわめく我が子に襲った悲劇 小児てんかんを経験して思ったこと

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
30歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
育児休暇中

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
31歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
分譲マンション 夫と子供2人の4人家族 長男は保育園に通わせていてご近所や保育園のママとはほとんどお付き合いはありませんでした。

【里帰り出産について】
してません





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
5歳のお兄ちゃんが居た
【赤ちゃんの性格】
とにかく泣いていておっぱいを吸ったり抱っこをすることで泣き止む子でした。
人に抱っこされると安心するのか泣き止むが布団に置くと必ず泣きわめきます。




【寝かしつけの工夫】
なるべく人のいない部屋にそーっと連れて行ってそのまま添い寝を1時間以上しないと寝ませんでした。
月齢とともに寝る時間が減りすぐ起きる子になってしまいました。




【おむつ】
パンパースを使っていたんですが、ボツボツと湿疹ができはじめたのでメリーズに変えました。
そちらの方が合ってたらしく最後までメリーズで乗り切りました。




【母乳とミルク】
搾乳機は家にいたので使わなかったです。
保育園に生後6か月で入れたため卒乳を試みましたが、1週間夜泣きを続けて本当に寝不足になりました。
結局1歳までは卒乳出来ず保育園ではミルクを持参して家に帰ってから母乳をあげました。
母乳は張れていたいので会社のトイレで絞っていました。
フォローアップは1歳になる前ぐらい週末だけ挙げていました。




【離乳食】
5か月ぐらいから始めました。
作ったのはおかゆや野菜を煮てだしで味付けしたものをつぶすぐらいです。
たまにパンケーキを作ったりしてそれを冷凍していました。
外食時はほとんど売っているお弁当(和光堂)を愛用していました。




【大変だったこと】
夜泣きが2時間続くとき
おむつを替えたと思ったらすぐにうんちをするとき
下痢の時におしりがかぶれて真っ赤になったとき
人見知りして他の人をまったく受け付けないとき
常に抱っこじゃないとだめなとき

【具体的に言うと・・・】
生後5か月ぐらいの時に小児てんかんになったことです。
夜おふろに入れてた時に息が止まり泡を吹いてしまい目が白めになり青くなりました。
どうしていいかわからずそのまま数秒経ったら息を吹き返したのですが、それが3回ぐらい続いたときは本当に怖かったです。
一人だと何もできずただただ見守るしかできませんでした。
救急車も呼べずその次の日に病院に行ったとき小児てんかんと診断され薬を半年飲み続けて病院も月1回通い続けました。
旦那も3回のうち1回同じ状況を経験して本当に怖かったと言ってました。
まだ長男も保育園児でまだ一人で出来ることも少なかったので半年の赤ちゃんにかかりっきりにもできずで本当に辛い思いをしたのを覚えています。




【当時の心境】
てんかんになったときは怖くて辛くて助けて欲しかったです。
旦那の帰りも遅くて保育園も長男と別の保育園に通っていた
為自分が2園を歩いて30分かけて迎えに行ったりその時はげっそりしました。
せめて旦那が早く帰ってきてくれればなとずーっと考えていました。




【夫の手助けと関わり】
週末に遊びに行ってくれるぐらいで平日はほとんど帰宅が9時以降だったためあまり関わりがなかったです。
ただおむつ替えやお風呂などは率先してやってくれていました。
夜泣きをした時も夜通しあやしてくれたのは夫でした。




【工夫と便利グッズ】
保育園は半年で行き初めてその点はすごく楽でした。
保育園に早くから通わせていると人見知りも治るし、普通食になるのも早かったです。
言葉も女の子なのか発する機会も増えてお歌や手あそびなど上手にこなしていました。
それと、生後3か月ごろに地域にある子育て支援センターに通っていました。
真夏暑い日はそこに通って涼んでいました。




【強烈な思い出】
小児てんかんになったことです。
これは一番衝撃でした。
白目に泡を吹いて息が止まることが3回もありこんなに恐怖を覚えたことはありません。
薬を飲み続けていれば治る病気というのを知って安心しました。
経験した人でないと分からない怖さがあります。
自分の子が死んでしまうのではないかと思い何度も責めました。
こんなことは二度と経験したくないなと思います。
その時の病院の先生がとてもやさしくてと救われました。
普通にあることだよと言ってくれて毎回安心させてくれる先生でした。
その時人にやさしくしないとなと考えさせられました。




【後悔してること】
あまりにも泣いたときに泣き止むまで放置していました。
それが良くなかったのかなと今考えるとダメだなと思います。
抱っこする期間なんてすごく少ないのにあの時たくさん抱っこしておけばよかったなと思います。
その余裕が欲しかったです。
その分旦那が抱っこしてあげてたりしたのでそこは救われました。




【嬉しかったこと】
笑いかけてくれるところは本当にかわいかったです。
あーとかうーとか言うときともとても愛おしです。
ハイハイや寝返りを打つ仕草も大好きです。
自分でおもちゃを使えるようになり夢中になって遊ぶ後ろ姿も本当にかわいいなと思います。




【現在】
現在はその長女も8歳を迎えました。
すっかりてんかんもなくすくすく大きく成長しました。
今は水泳に夢中でクロールで25メートルを20本も泳げるようになりました。
赤ちゃんの時に抱っこしてあげられなかった分今はギュッとたくさん抱きしめたりたくさん褒めるようにしました。
家族で旅行に行くことが今は一番の楽しみです。



【当時の自分へのアドバイス】
そんなにイライラしないでと言っても無理だとおもうけど、今しかないかわいい時期を楽しまなきゃダメだよ。
頑張っているのはもちろんだけど少し余裕を持って一歩引いて赤ちゃんを育ててみましょう。
かわいさしかないはず。
泣いて訴えているのはママが好きだからだよ。
だから抱っこしてあげて。
あのサイズ感を味わえるのは今だけ。