未知の生物、赤ちゃんを楽しむ!答えは赤ちゃんの中に。

【赤ちゃん育児体験談】未知の生物、赤ちゃんを楽しむ!答えは赤ちゃんの中に。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
31歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
40歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
田舎の一軒家。
入居して一年目で、近所付き合いはまだ希薄な頃。

【里帰り出産について】
していない





【性別】
男の子
【兄弟姉妹】
初めての子ども
【赤ちゃんの性格】
少しの物音や動作に繊細で神経質に反応。
おだやかで愛想らしい面もあったが、夕方や夜の寝つきが悪く、よく泣く子だった。




【寝かしつけの工夫】
0歳時、添い寝をすると比較的落ち着くが、体を離すと起きてしまうため、赤ちゃんの手を握って寝た。
1才過ぎから自分で母親の体に手を添えるようになり、6歳頃まで母親の首元に手を当てて体温や拍動を感じると、安心して眠っていた。




【おむつ】
メリーズがおすすめ。
腰回りのゴムがきつい他社のオムツは、敏感肌の子どもにはかぶれてしまい合わなかった。




【母乳とミルク】
母乳のみ。
搾乳機は使用せず。
卒乳は1才2か月時、2か月前から赤ちゃんに「もうおっぱい飲まなくても大丈夫なカッコイイお兄ちゃんになるね」と話しかけ、スムーズに卒乳出来、本人も嬉しそうだった。




【離乳食】
5か月頃スタート。
開始時は、毎食調理していたが、7か月頃から多めに作って冷凍でストックして利用。
1歳前後から、添加物・砂糖不使用のポン菓子をよく与えていた。
離乳食やお菓子より、よく食べていた。




【大変だったこと】
・夜寝ない
・完全母乳だったため、子どもを置いて外出できない
・初めての子どもで、泣いている理由がわからず、機嫌が悪いのか病気なのか見分けがつかない
・離乳食の進みが悪く、好き嫌いが多かった

【具体的に言うと・・・】
・夜寝ないときは、父親にも抱っこで寝かしつけを協力してもらったが、父親の帰りが23時24時と遅く、6か月頃から1歳半までが特に大変だった
・完全母乳だったため、子どもを置いて外出できずストレスがたまったが、図書館で借りた本を読みながらおっぱいをあげるのがストレス発散になった
・初めての子どもで、泣いている理由がわからず、機嫌が悪いのか病気なのか見分けがつかないため、ネット検索や本を調べたりして疲れてしまった
・離乳食の進みが悪く、好き嫌いが多かったため、実母や周囲の育児経験者にいろんなアドバイスをもらったが改善されず、3歳頃まで辛かった。
が、嫌がって食べなかった食材にアレルギーがあることが分かってからは、精神的に追い詰められることもなく、子どものペースや意見に合わせて食事を楽しめるようになった。




【当時の心境】
とても辛かった。
食事を食べてくれないことは、料理が下手、与え方が下手だと責められているような気がした。




【夫の手助けと関わり】
寝かしつけや夜泣き時に協力してくれた。
オムツも0才時はおしっこのときだけ、1才過ぎてからはうんちも変えてくれた。
よく子どもに歌を歌って遊んでくれた。
0歳4か月時からは、子どもの爪を切るのは、夫の仕事として完全にお任せした。




【工夫と便利グッズ】
食事用エプロンはすぐに汚れ、においも発生するため、100円均一のエプロンを数枚買っては、1か月ごとに買い替えた。
育児本は1冊に絞って、ネットサーフィンなどしないようにした。
病気に関しても同じ。
同じ月齢の子どもを持つママと、知り合うことのできる町のサークルに登録した。
絵本を読み聞かせても反応が少なかったが、自分が読みたい絵本を読み聞かせて自分が楽しんだ。




【強烈な思い出】
離乳食が進まず、好き嫌いも多かったため、検診時に保健師に相談したところ、子どものこだわりが強いことから自閉症児扱いされたことがショックだった。
その検診時は、5名ほどの栄養士や保健師と話をする時間があったが、「こだわりの強い子供」として記録されたようで、誰と話してもこだわりについてばかり聞かれ、アドバイスもなく同じことばかりを聞き取られることが、本当に嫌だった。
アドバイスをもらえないなら相談しても意味がないと思い、出来る限り早く話を切り上げたが、その後の検診時も毎回聞かれるので苦痛以外の何物でもなかった。
保健師さんたちは、とても親切で、何とか状況を正確に把握して、良いサービスを提供したい、相談にのりたいと思ってくれていたようだが、当時は穏やかに受け止めることはできなかった。




【後悔してること】
なかなか寝付かない、食べないなどの、親が困ってしまう行動に対して、「どうして?」と理由を探すことに必死になってイライラしていたこと。
子どもは泣き続けるし、仕事帰りの夫も疲れて聞いていた。




【嬉しかったこと】
毎日、色んな表情を見せて、成長していってくれることが、とても嬉しい。
笑っているときも可愛いが、寝顔を見ているときが、一番幸せ。
スヤスヤ眠っているときは、安心して子供の様子をゆっくり眺めることができ、たまに寝ぼけ眼で笑いかけてくると本当に可愛い。




【現在】
現在は8才になり、下に兄弟が3人できた。
長男として、兄弟にも親にもとても優しく気配りのできる子に育ってくれたが、それゆえの疲れもあるようで、本人の好きなことを一緒に話したり遊んだりしてフォローしている。
育児1年目の時は、うんちのオムツを変えたがらなかった夫も、少しずつスキルアップして、とても協力してくれるので感謝している。
子どもたちが、それぞれ好きなことを見つけて没頭している姿を見るのが楽しいで、楽しんで応援していきたい。



【当時の自分へのアドバイス】
分からないことだらけの育児だと思うけど、理由や正解を探すと疲れちゃうから、自分が楽しくて楽だと思えることを一緒に楽しむのが一番!赤ちゃんが寝ないなら、一緒に夜更かしして、普段見れないテレビを見る!赤ちゃんが泣くなら、一緒に泣いてみたり、お口の中チェックをしたり、横で大声で歌うのもおススメ。
困ったことがあっても、それはママのせいではなく、赤ちゃんの成長に必要なこと、その内、理由がわかるのかな、とのんびり構える。