何もわからない初めての育児、必死すぎたけど、全力で向き合って後悔なし。

【赤ちゃん育児体験談】何もわからない初めての育児、必死すぎたけど、全力で向き合って後悔なし。

【自分の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
35歳
【自分の職業】(赤ちゃん育児の当時)
専業主婦

【夫の年齢】(赤ちゃん育児の当時)
40歳
【夫の職業】(赤ちゃん育児の当時)
会社員

【住んでいた住宅と環境】(赤ちゃん育児の当時)
当時はアパート暮らし、隣近所とのお付き合いはあまりなし。

【里帰り出産について】
自宅付近で出産、退院後すぐに里帰りして、1ヶ月ほど滞在





【性別】
女の子
【兄弟姉妹】
初めての子供
【赤ちゃんの性格】
初めての子供なので、性格も何もよくわからなかったけれど、よく泣くし、なかなか眠らないので大変でした。




【寝かしつけの工夫】
いわゆる、背中にセンサーがある赤ちゃんで、置くと起きるので大変でした。
寝付くのが苦手らしく、あまりにも泣くのでどこか具合が悪いのかと病院に電話したことも。
歌ったり歩いたり、いろいろしましたが、あまり効果はなく、大きくなっても寝つきが悪いので、そういうタイプのようです。
ある程度喋れるようになった頃、「背中トントンされると寝れないんだよ」と言われて、ずっとして来たのに!とガックリした思い出があります。




【おむつ】
最初は布おむつ。
うんちの量が増えてからは、漏れるようになってしまったので紙オムツにしました。
うちの子にはメリーズが合っていたようで、漏れたりかぶれたりが、全然なかったです。
周りで評判のいいパンパースは、赤くなってしまったことがあります。




【母乳とミルク】
母乳は幸いにも何もトラブルがなく、ずっと母乳でした。
一度泣き止まない時にミルクを飲ませてみましたが、お腹が空いてるわけではなかったようで、余計に泣いたり。
卒乳は本人に任せていたら、2歳過ぎでした。
添い乳じゃないと眠れなくなってしまって、どうしたものかと思っていましたが、自然と飲まなくても眠る日が増えていって、いつの間にか完全に飲まなくなりました。




【離乳食】
506ヶ月くらいから初めて、初めての子なのでほぼ手作り。
冷凍は野菜の裏ごしを製氷皿にしていたと思います。
あまり喜んで食べてはいなくて、納豆とバナナばかり食べました。
外食の機会はあまりなかったです(大変すぎて行く気にならず)。
お出かけ先の公園などに、市販のベビーフードを持って行ったことはあります。




【大変だったこと】
・睡眠不足
・夫が全く戦力にならないこと
・何もかも初めてのことで、わからないことだらけ
・周りに知り合いがいなかった

【具体的に言うと・・・】
私はロングスリーパーなので、とにかくきちんと睡眠が取れないことが1番辛かったです。
そのため、赤ちゃんが寝たら自分も寝るので、他のことが全然できないのも、地味に辛かった。
母は生活面ではすごく助けてくれましたが、育児のことは「全部忘れちゃった」という感じであまり助けにならず、夫も「男だからわからない」という昭和の人で、子供のことは全部私、という状況はなかなかのプレッシャーでした。
1ヶ月くらいはよく寝て手がかからない感じでしたが、そこからはずっと大変だった記憶ばかりです。
特にお座りできるようになるまでが、1番大変だったような気がします。
座って景色が見えたりすると、抱っこしてなくてもご機嫌にしている時間が増えたかなあ、という記憶があります。




【当時の心境】
大変!しんどい!お風呂にゆっくり浸かりたい!とずっと思ってました。
周りに「かわいいでしょう0」と言われても、いまいちピンと来てなかったです。
早く大きくなってくれ、と思っていました。




【夫の手助けと関わり】
夫は手助けする気持ちはあったようで、家事をやったり、自分のことは自分でしてくれたりしましたが、子供のことは男にはわからないよ、というスタンスでした。
周りの若いパパたちが、抱っこ紐したり、小児科にも連れて行ってくれるのが、本当に羨ましかったです。
でもあやしたり遊んだりは、全力でしてくれました。




【工夫と便利グッズ】
もう10年以上前なので、育児サービスも始まったばかりで、専業主婦だったこともあり、利用するに至らずでした。
一時預かりなど、利用すればよかったなと思います。
ただ、地域の赤ちゃん広場には、いつもいるよね、と言われるほど行き倒しました。
全然知り合いがいなかったので、随分助けられました。
そこで会っていたママと、小学校の入学式で再会して声をかけてもらえたりしました。
グッズも一般的なものしか使って来ませんでしたが、ベビーバスは、空気で膨らませるタイプのものを買って、処分が簡単でよかったです。




【強烈な思い出】
ベビーカーに乗せて、母やその友人と外にいた時に、急に赤ちゃんを触ろうとした人がいたことがありました。
例えば年配女性が、かわいいわねーなどと言ってきたら、あまり警戒しませんが、中年夫婦のような人たちが、何も言わずに手を伸ばして来たので、咄嗟に「やめて!」と声が出ました。
もしかしたら、ただかわいいなと思っただけかもしれませんが。
人の往来があるところで、その人たちもすぐに立ち去って何事もなかったのですが、怖かったです。
自分でも驚くような早さで、驚くような大きな声が出ました。
母にも、「あんたも強くなったわね」と言われて、私も守るものがあれば、強く出ることができるんだな、と嬉しくなったことを覚えています。




【後悔してること】
すごく、きちんと子育てしなくてはいけない と思っていたことです。
もっと気を楽にして、手を抜いていれば、夫にも優しくできたし、子どもも大らかに育ってよく寝たかもしれません。




【嬉しかったこと】
あやすと笑ってくれることがすごく嬉しかったし、体重が少し増えたとか、首が座った、寝返りができた、と、どんどん成長するのが嬉しかったです。
周りの人たちが、すごく優しく、今までよりも関係が深くなったりしたことも嬉しかったです。




【現在】
今、子供は11歳、5年生です。
一人っ子です。
低学年までは、他のお子さんと比べて手のかかる子でしたが、4年生後半くらいから急にしっかりし始めて、今は、「育児」という言葉がもうしっくり来ないほどです
そのかわり、スマホ、塾、反抗期の始まりのような言動、など、別の大変さが出て来ました。
夫は相変わらず、子育てはほぼ妻にお任せ、ですが、私に余裕ができて来たので、乳児期のようなイライラはありません。
働いて家族を支えてくれて、感謝しています。
今は、家族3人で出かけても、親が大変じゃなくて、仲間のように楽しめるようになったので、それが楽しいです。



【当時の自分へのアドバイス】
もっと気を楽にして、手を抜いて、自分自身の楽しみも持ちながらでいいんだよ。
市販のお菓子あげても大丈夫だし、便利なものはいろいろ使って、ママが楽をして全然大丈夫!
今は永遠に続くような気がしても、過ぎてしまえばあっという間に大きくなる。
そして、今が1番可愛い時ね、なんて周りに言われても、この先もずっと、可愛いから大丈夫だよ。